秋にならない前のヤエムグラ


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一昨年末にテニスラケットを買ったが、買ったら安心して全くやっていない。
数年前のギターも弾いていないし、近頃は本にまでその傾向が及んできた。


このところ飽きずにやっている唯一の動きは、日差しに誘われての草摘み。
ようやく、いつも摘んでいる草の名を辞典で見いだした。
ヤエムグラ(八重葎)だった。

八重(ヤヘ)葎茂れる宿の寂しきに人こそ見えね秋は気にけり
拾遺集・恵慶

の八重葎は、古語辞典に拠れば、幾重にも生い茂っている雑草で、多く荒れた住まいや庭などのようすをあらわすのに用いる、のだそうだが、
今摘んでいるのは、植物名のヤエムグラ。アカネ科の一年草または二年草で山野に自生の方だ。


山野でもない所での八重葎摘み…情緒があるなぁ
ともいっておれないくらい、どんどんはびこり成長する。


タツムリもいたぞ…。

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