10日紫会(門前・輪島地区坊守会)ー震災を越えて・皆との再会

聖人御流罪に寄せて、本来北陸の自然はどれほど豊かで多くの人々を育てたのかを2枚の資料にし、

承元の法難・住蓮・安楽を1枚、
恵信尼公消息などを1枚、
法然上人行状画図の住蓮・安楽事件、摂津での御教化を1枚、
計5枚の資料を用意した。


仮設住宅においでる方、別の建物に移っておいでる方、全ての建物が全壊と判断されているのだが何とか庫裏に住んでおられる方、
ある程度直しが進んでいる所、これから先の見通しが全く立たないところ、それぞれお抱えになっている境遇の中で、どのようになお気持ちで今日の再会日を迎えられたのだろう…


そういう方々を前にして、普段通りと思いつつも、準備段階で普段通りにはなれず、長い人類の歴史における自然との関わりのプリントを余分に用意してしまった。


それに3月に約束していた「一一の花の中よりは…」の演奏をCDから4曲テープにまとめ、テープとラジカセを積んで会所に向かった。