坊守会に向けてのメモ作成


久しぶりの紫会(坊守会)。
といっても、紫会は去年の12月7日にビューサンセットで行っているから、2ヶ月空いただけなのだが、気分は本当に久しぶり…また勉強し、お話しさせていただける歓びで浮き浮きと準備し、今日を迎えた。
ところが、先日の富来郷土史で過去に何をお話ししたのかがなかなかつかめなかったのと同じく、前回何をお話ししたのかが、どうしても浮かんでこない。


12月9日の次の講義が今日だったら、紫会のファイルにレジメがそのまま残っているのでその続きをやればいい。
だが、12月9日の後に別の講義があったりすると、あれもこれもと資料を駆使して話す方なので、レジメが次のファイルに移ってしまい、どこのファイルに紛れ込んでいるのか分からなくなる。

時には後で整理しようと、積んだ紙の中に紛れ込むこともある。
前回のレジメがどこにあるか分からないのだ。

 
いつもこんなことばかり言っていてもおれない。
大きく分けて、真宗関係、歴史民俗関係のレジメが飛び交っているのだから、その講義の流れが分かるノートを作ればいい…と、あたりまえの話だが、私にとっては凛々しいことに思い至った。

 
とりあえず、一年分の流れがあれば、次に困らないだろう…と、レジメを探しながら1ページ1講義のノートを作った。

分類は、定期の紫会、八組坊守会、推進員協議会、
不定期のお説教・組門徒会・組坊守会、歴史・民俗、の五つにした。


いそぐ紫会の昨年分レジメを順番に並べていった。そのうち12月のレジメがあらわれた。


1枚目元禄13年寺檀制度成立期~明治初年までの流れを書いた年表と諸記事。
2枚目法然親鸞聖人関係年表
3枚目私のエッセイコピーと一人暮らし所帯の問題点
 

今、進めているのは『正信偈』で、曇鸞大師・讃浄土和讃を学んでいる。
なのに、このレジメを見る限り、随分脱線している。


今一度、『正信偈曇鸞大師へ立ち返らなければならない。 ここまでが見えてきた。


そこで今回のレジメを作り出す。
昨年6月に「本師曇鸞梁天子~諸有衆生皆普化」までを書き下し文にしている。
まず、その部分を最初に持ってくる。


次は、讃阿弥陀仏偈和讃48首中33首まで話が進んでいて途中になっている。
このペースだといつになっても次の高僧・道綽禅師に移れない。
34首目からは、重要そうなというかよく耳にする和讚に絞って扱おうと考えた。


以下ノートに書いていったこと。ー続きは後ほどー


10日午後に父の17回忌などで12日になった。続きを…。


「今時の目標:今まで説明した讃阿弥陀仏偈和讚33首目以降での重要と思われる和讚をピックアップして終わらせる。
40~42首を取り上げる。ここに、仏身モヒカリモヒトシクテ…の重要句
←『真宗聖典』p43(東本願寺刊、以下のpは聖典による)
ここで本尊論に移す。ご本尊については一度もキシッととらえていない。
真宗大辞典巻3の本尊をコピーし、確認していく。
弥陀一仏の根拠
←p45,46に三箇所、一向専念の語。
名号、木仏の関係を『御一代聞書70』p868、と『改邪鈔』p679、678。
尊形が示される箇所。大経p79。観経p101

和讚42 相好ゴトニ…の展開和歌との関係、『聞書246』p901。32相中1相を除く31相が和歌。
弥陀頼む…の和歌から言葉の持つ重みに展開
→和讚47。「至」がダブルらないよう、ほぼ同じ意味の「曁」を用いるほどの聖人の言葉に対する姿勢
→もの知らずにつながるのでは(「もの」のように曖昧にしておかない)。

言葉の曖昧な例、を最近出会ったことから例示。
三井町をミツイと言った県内のアナウンサー。草木・クサギ、谷神ヤチカミ、硫黄島…。
『世間胸(むね)算用』の平太郎殿から、新しい世界の広がり。
さらに91才の曽我氏が70才になった大河内氏に「前途洋々ですな…」といった意味と和讚40の「光明テラシテホガラカニ…」
金子みすゞをみすずと書いていた甘さ。


プリント資料は1枚。
用意する補助資料は、
コピー①大辞典の本尊。②玉林和歌集の弥陀頼む…のところ。③ブログの「一つの言葉…」④ブログ「チララのひとりごとー平太郎」。⑤同朋婦人会で紹介した賀状類。
本 聖典真宗辞典、大系真宗史料伝記編3、世間胸算用七高僧
ファイル。紫会、平太郎なにがしという庶民あり、金子みすず(あとでみすゞに直す)。節談説教ーチララのひとりごと。


講義終えてからの書き込み
13時20分着 すでにお勤め最中。
24名参加。

最初は若干の緊張感。
そういう意味で、ご本尊論→ことば→本地曇鸞に持っていけばよかったかも知れない。
次の会所4月6日門前海岸線、5月10日門前内陸部に決定」


ここまで、メモしておけばほぼ完璧だろう。できれば一週間後ぐらいに見直せば、「ほぼ」も取れ完璧になる違いない。

ゆとりが大切だ…。