飯田小学校同窓会

23日お彼岸。上げ御講、お彼岸のお参り。法話
夕刻から小学校同窓会。恩師3名(87、77、75才)、男子21名、女子17名が参加した。実に42年ぶり。
数回の発起人会を開き、記憶や卒業写真から名前を思い出し、連絡先を調べ、漕ぎ着けた。
「懐かしい是非参加したい、でも誰だか分からないのでは…」の返信が多かったので、1人1人の名札を用意した。皆、面影があった。
感無量。
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6年生の修学旅行は金沢だった。汽車の速いのと、着いた駅のホームの大きさに驚いた。
宿泊先の旅館に、その年の春まで家に下宿していて、転勤で金沢に変わっていかれたお巡りさんから電話が入った。
初めての電話。耳をどちらの穴に近づければ声が聞こえるのか…から習う。点々とした穴から声が聞こえてきて、魔法にかけられているみたいだった。
そのうち、持ってきたカバンの大きさを訪ねられた。
手で大きさを示した。通じない。
電話が珍しくて、同級生が幾重にも周りを取り囲んでいる。ムキになって大きさを示すたびに笑われる。
電話機を持って貰って、玄関におり、こんな大きさ、こんな大きさ!と、電話機に向かってわめいた。みんなは、笑い転げている…

 
などなどを思い出しながら、入学式、卒業式の写真などを封筒詰めしていたら、遠足の前の晩のように、嬉しくて眠れなくなった。


挨拶はどうしよう、「こんにちは!」じゃ水くさい。「オス!」「ヤー!」にしようか…。教室にはいるとき、なんと言って入ったのだったろう?


結局、「こんにちは…」になってしまった。
先生のお言葉。
司会役の地形君くんが、さっき西山が出席できない同級生からのメッセージーを読み上げたが、返事を書きたくてもかけない者もいる、と、先に逝った4人に黙祷…。

乾杯の音頭を取った坂下くんも、「胸がいっぱいで何も言えない…カンパイ!」とやった。
一緒に胸がいっぱいになった。

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関西から駆けつけた同窓生が、二次会で「河内~」という曲を歌った。
上手に踊れる同窓生が音頭に合わせ、その他も、見よう見まねで、踊りに加わった。


しばしの再会…。濃縮した時が流れた。

一次会は午後5時から8時。
二次会は10時過ぎに一応の締め。