キラリ珠洲(観光ボランティア)

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地元ボランティアが案内する2時間の小さな旅
「加賀百万石ウォーク」というキャンペーンがある。
写真にあげた2006年春・夏編は、石川県・(社)石川県観光連盟が関わっている。
  

ところで手元にある、同じタイトルの過去のものを見ると、
2004年冬編、2005年春編が
石川県の他に「加賀百万石誘客キャンペーン推進会議」「JR西日本」、夏・秋編、2006年冬編ではさらに「北陸鉄道株式会社」が加わっている。
県・企業が共同でキャンペーンを張っていたのが、
これからの2006年春・夏編では県関係を全面に押し出す形(どちらかというとすっきりした形)になった。


「百万石」だから、金沢がやっているのかと思っていたのだが、県だったのである。
このことに対しては、色々な思いはあるものの、
山麓や金沢の「まいどさん」というボランティア活動を中心に展開されたようなので、今後、名を変えていけばいいのだろう。
ともあれ、
2004年冬編のコースは、能登6コース、加賀2、白山1,金沢5。
旧国である能登・加賀で見ると能登6,加賀8だった。能登の割合は43㌫。
それが、2005年春編では能登9コース、加賀9,白山14、金沢7。能登国9、加賀国30。
能登の割合が23㌫。
夏・秋編は、能登8、加賀10、白山24、金沢8。
能登国8、加賀国42。能登の割合は16㌫。
2006年冬編は、能登5、加賀3、白山6、金沢5、能登国5、加賀国14。
能登は26㌫。となり、
文化財、祭り・行事の割合と全く逆の割合になってしまっている。
このアンバランスは、観光ボランティアがあるかないか、の違いなのだ。


この動きがある以上、いつまでも人ごとにしてはおけない。
というより、
先にボランティアを立ち上げている地域から、昨年の正月過ぎからヤイのヤイの、の働きかけがあった。


それで、昨年7月8日に説明会、
9月29日に「観光ボランティアガイド・きらり珠洲」を立ち上げた。
組織は、会長、副会長各1名、理事は各地域代表も兼ね7名、監事2名。
現在31名の会員がいて、3つのブロックに分かれ、そろそろ活動を活発化しようか、と考えているいるところ
( 会長は、ヤイのヤイのと責められたのと、
過疎だと嘆いていないで人を呼ばなくちゃいけない、と主張してきた私。
私はおいといて、他のメンバーは強力 )。


その前に、来ていただければどうかと会員から提案されたコースが
上記①~④の写真で示したコースである。


始めて私たちの案も加わった結果
能登が11コースに増えたのだが、加賀が13、白山23、金沢9。
能登11、加賀45。能登の割合が20㌫。
能登半島国定公園が泣いている。


ところで、人口が少なく、高年齢者が多いところでのボランティアのやり方は、どうなのか?
都市部から来るときには見学時間の倍、交通機関に乗っていなくてはならない、といった問題なども含め、検討して行かなくてはならないことは多い。


ともあれ始めないことには…、
で、提案されたのは、写真の順に
珠洲焼窯と深紅ののとキリシマツツジを訪ねて。4月29日、5月6日
②圧巻!大谷川の鯉のぼりの川渡しと深紅ののとキリシマツツジを訪ねて。5月3日、4日
③民話の里と能登国三十三観音を訪ねて。5月14日、6月11日、7月9日
④「珠洲の伝説」と珠洲焼古窯跡。5月13日、6月10日、7月8日。

連絡先は珠洲市観光協会0768ー82-4688