「日本民俗学」の変遷

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167号。90枚の論「真宗民間信仰の研究ー能登コンゴウ参り習俗を通してー」が載った。
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装いも新たに169号。
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230号~現在のスタイル。


昭和61年(1986)「日本民俗学」165号に松崎憲三氏著『巡りのフォークロア
書評を書き、その2号あとの167号に「真宗民間信仰の研究ー能登コンゴウ参り習俗を通してー」が載った。
長い文だったため、もうお一方の論と、2論しか載らなかった。
編集担当の理事が、長い論も余裕を持って載せられるように、体裁を変えるきっかけになった、とおしゃっていたが、
169号から新しいスタイルになった。
そして、230号(2002年5月)から、再び表紙が変わった。


こうして見ると、意欲的に日本民俗学に関わった一時期があったのだ。
ちょうど20年前のことになる。
そうして、忘れ、忘れられた頃に書誌の依頼があり、延ばし、延ばししていたのが、日の目を見岩田書院さんもひらってくれた。


という印象の、この間の出来事だった。