あの猫はいずこ…

普段、猫の日向ぼっこエリア(本堂前の階段)には近づかないのだが、
大雪の後始末で今日も近づいた。


屋根雪が溶けて、樋(とい)に落ちる。
樋の途中に3㌢ほどの丸い穴が開き、そこからかなりの雪解け水が落ちてくる。
下から見ると雪の白い固まりが見えるのだ。

大雪で樋と樋の連結部が落ちたのだろう…、ともあれ近づいて見てみようと、ハシゴを取りに行った。


昨日の雪すかし(空かし、鋤〈す〉かし…どちらだろう)で、
猫の日向ぼっこ場所が通りから見えるか見えないかの微妙な位置になったため、
あのニャンコは姿を消していた。


どこへ行ったのかな?
と思いながら、トントン(表現間違いードシドシ)と階段を上がると、
いるではないか。


昨年暮れは真西からの強風雪の日があり、
普段雪が入らないところも雪が吹きだまりになった。


暮れの勉強会・推進員講座会があった日、
滑ったら大変なので、筵〈むしろ〉(茣蓙〈ござ〉)を敷いて、下足のまま段をあがってもらい、
本堂の入口手前で履き物を脱げばいいようにした。


そのように茣蓙を用いることは近年なかったのだが、いつそういう状態になるか分からない。
いざというときのためにその後も、縁の横に置いておいた、その茣蓙に座っていたのである。


そこなら、落ち着いておれるなぁ…。


今日も出会った猫。
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能登のヒダ探求はどうした?