渋谷利雄氏の本と写真

f:id:umiyamabusi:20060108223441j:image f:id:umiyamabusi:20060108223511j:image
夕陽と冬の窓岩(輪島市町野町曽々木):写真渋谷利雄氏
f:id:umiyamabusi:20060108223658j:image
能登燦々』


6日に寄って行かれた渋谷氏は、「能登の祭り」写真で知られる。
また、能登の「絵はがき」のかなりが渋谷氏の写真だ。


『石川県祭り・行事調査事業報告書 石川の祭り・行事』においても、
重要な写真は渋谷氏の提供だし、
門前町史』民俗編巻頭写真も渋谷氏の写真でないと…と何点かお借りしたと、担当者が話していた。
能登のイメージの相当の部分が渋谷氏の写真によって形作られた、
とも言えるのではないか。


氏には、かなりの出版物があるが、手に入れやすいものには、
能登燦々〈さんさん〉百景百話』(平成15年7月7日、中日新聞社刊)、
能登のくにー半島の風土と歴史ー』(2003年7月7日、北國新聞社刊)がある。
同日に石川県を代表する2つの新聞社から「能登」を冠した本が出版され、そのどちらにも渋谷氏が関わっている。
この日=7月7日は、能登空港が開港した日なのだ。
  

能登燦々』は藤平朝雄・文 渋谷利雄・写真による本で、それぞれ見開きの1ページ分が渋谷氏の写真である。
能登のくに』は能登のくに刊行会編で、グラビア能登の風景、
様々なキリコの章があるほか、他に33点の写真が提供されている。


6日には、毎年頂いている、能登のキリコ祭りのカレンダーと、絵はがきを置いて行かれた。
四方山話をしている中でこのブログの話になった。


このブログに、ニュアンスは難しいものの、
渋谷さんの写真を大いに使っていいということになった。
テーマによっては、文「うみやまブシ」写真「渋谷利雄」が能登を語ることになる。


日常そのものの中にある美、
普通なら出会えない一瞬の美、
その2つが交錯し合う能登の魅力をとらえた渋谷氏の写真を、できるだけ紹介したい。


ということで、ほとんど変化のない定点観測は、こちらに。f:id:umiyamabusi:20060108223400j:image