留守番

友人から電話があって、ブログを見たという。
よくブログを書くヒマがあるなァと感心された。
書いている本人も驚いている。
意地で書いている状態に近い。


もちろん、しわ寄せが来ている。
まず部屋が片付かない。


ブログを書くのが仕事ではなく、
変な言葉だが老後 (深くは考えていないのだけど、老いのさなかだから、老中じゃないのか ) でもないので、他に仕事はある。
主に外に出かけて仕事をするため、誰かが家で留守番をしなければならない。


譬えてみれば、雑貨屋さんを営んでいて、
一人は配達・修理、
一人は留守番・電話の受け答え、
一人はお客さん相手になるのだろう、
ともあれ、誰かが家にいなければならない。
今共にすんでいるのは3人。
2人が運転免許を持っている。


となると、私の仕事が休みで、私に留守番を任すことが出来る日が、
お歳暮などを親戚に配ってくる日となる。


今日がその日だった。
昨日から、留守番、あるいは母を乗せて一周り、の約束となっていた。


ところで、この留守番が苦手ときている。
まず、電話の対応がもたつく。
用事があっておいでる人にはそれまでの経過が分からないために、
時にはチンプンカン、あるいは渡さなくてはならないものを見つけられなかったり、
ひどいときには、お母様に用事でと相手にしないで帰っていく人さえある。
私が当家の主人なんですが…と心の中で叫んでも空しい。


しかも、今日は、午後ならおりますとお返事申した人がやってくる。その方が作業なされる30分くらい、手持ちぶさたでどうしていいか分からないだろう…、
想定しただけで留守番は無理、と、一応の結論になった。


しかし、風邪気味で、こたつに潜っているしかない状態だったのだが、留守番、お渡ししにいかなければならない「能登国三十三観音のたび」などなどを秤にかけて、
やはり出かけることにした。