2007-06-11から1日間の記事一覧

筒井源之丞屋敷ー輪島市

節談説教のふるさと、大沢間垣に囲まれた一帯が、当時の十村筒井源之丞屋敷跡。筒井は事の顛末を長太から聞き取っている。現在跡地に3軒の家が建つ。筒井屋敷の横に静浦神社があり、神社との間に「大沢村道路元標」が伝わる。

椀貸しムジナー輪島市

芹池村は西二俣の垣内で、西二俣には大谷派長誓寺がある。ご住職が彫刻なさった「長太ムジナ」(?なのだろう)。【13日追記】ご住職にお聞きしたら、椀貸しムジナなのだそうだ。頭にかぶっているのは、普通は編み笠だが、お椀。これもこのあたりの伝承。「…

白比丘尼の生家ー丑屋家ーー能登町

帰り道に白比丘尼の生家だとの伝えを有する丑屋家に寄り、道路拡張で失われた比丘尼が植えた椿の跡地、清水の跡地などを当主からお聞きした。 丑屋家の土間から。 能登には、至るところに伝説とロマンが生きている。

猿鬼の宮と同じ紋を有するお寺ー浄願寺さんーー輪島市

より広い範囲が舞台となっているもう一つの説教話で、地名伝説となっている猿鬼に関して…。 猿鬼が住んでいたといわれる猿鬼の宮・旧柳田村当目岩井戸神社の紋と同じ紋を有するお寺が輪島にある。大沢へ行く前に、そのお寺大谷派浄願寺さんを訪ねた。文は岩…

輪島市大沢近辺ー長太ムジナの里ー探索

一週間前の4日、仲谷由美先生と長太ムジナの伝説地を巡った。案内してくださったのは、大沢公民館館長もお勤めになった北口先生。「長太ムジナ」は、大沢霊高寺麟界師が語った説教・因縁話で、おそらく西二俣長誓寺僧なども成立に関わると共に、近在の布教僧…