私はまだ語れないが、おそらく一人一人の思い出と、夢のかなりの部分を描ききった写真集「能登線日和」がある。 一枚一枚をじっくり見たのは、線路から遠く離れた白峰の望岳苑でだった。 能登でも写真展は開かれていたのだが…。 能登線日和―湯浅啓写真集 作…
10日に一本の電話が入った。昭和37年、松波城を発掘したとき、枯山水・中世庭園のそばからお人形さんが出てきて、関係者がそれを大事に保管している、というのである。電話を下さった大先輩は、私が去年の3月まで嘱託で勤めていた珠洲焼資料館にいるものとば…
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