口能登―「伝説の風景」候補地

-13日(日)散策ー
成人の日が15日から動き、カレンダーを見ると14日になっているのに、今日(13日)各地で成人式が行われるという。それで、その日が何日なのか、はっきりしないまま、動き出した。
途中、煙が漂っているところが何ヵ所かあった。
家に帰ってから、あの煙は、どうも「左義長」らしいと思えた。
そうだとすると、左義長も十五日のはずなのに―。
日が分からない。
かつて聞き取りで、一月一日を「お上の正月」とおっしゃっていた人の思いに近づけたような気がする。

鬼瓦

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かつて調査していた時(『能登国三十三観音のたび』)、雪が残っていたと思うのだが、粘土質の山道で、車がはまりタイヤが空回りして動けなくなったことがあった。
家で世話になっている整備会社から、近くの整備会社に電話してもらい、ワイヤーをつけて引っ張り出してもらったことがあった。
道路―といっても車は通らない山道だが―の下には瓦が敷き詰められていて、それで滑ったのである。

この「鬼瓦」のある場所の近くだった。

今になって、あの時の瓦道を思いだし、瓦の一大産地だったのだ・・・、と納得した。
さらに、かつての瓦産地であることを、身を以て体現した人は、そういないだろう・・・、
と、誇らしげな気分になった。

それほど、いい日和の日だった。


杉野屋天満宮

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現在、報告・論などで活字になっておりながら、原稿原典がパソコンに取り込まれていないものを、探しだし残す作業をしている。
1年に365枚は書こうと、続けていた頃のもので、スキャナ―取り込み分はかなりありそうで、
天神信仰ー天神として祀られていた藩主、天神地蔵と異界、天神・人神・藩祖の信仰など―を当時の調査地を思いだしながら、取り込んでいる。
利家が最初に拠った菅原・杉野屋エリア。
そこを通ったので、天満宮へ寄った。

鳥屋

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羽咋

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