第36回石川県青年文化祭

8月6日(日)、金沢駅もてなしドームで、ゲスト演技、郷土芸能3組、舞台発表8組の発表があり、
ひょんな関係で、審査員の1人として行ってきた。

素晴らしい、感動の演技、演奏に出会ことが出来て、ラッキーの気分がさめやらぬ。

郷土芸能は、現場でかなり見たが
YOSAKOIソーランを身近で見るのははじめてだった。

ホテルに帰って振り返って考えると、ソーラン節はニシン漁、その中心の江差の人々の7割は珠洲出身。
珠洲にいるとスーッとつながる世界が、金沢で見るとずいぶん遠い世界のように感じる。
海でニシン網をあやつる作業は、わずかの乱れも疲れて手を抜くことも許されない。
その緊張の継続が、切れのいい踊り、囃しにつながっていると、感じることが出来れば、遠いところにあると思っていた若者の踊りが、急に身近になる。
能登ー北海道ー石川青年文化祭の出し物。
何のことはない、回帰に出会っていたのだ。
などと考えながら、まだ、興奮に引きずられている。

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加賀豊年太鼓保存会
基本は虫送り太鼓

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獅子舞ー獅子殺しー荒屋・新川若連中(宝達志水町

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越路野登龍太鼓(羽咋市

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輪島高洲太鼓と仲間達

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義導ロ心(金沢市大徳地区)
両脇袖に2人の子供が、同じ動作で踊っている。
このグループ以外も、子どもたちが参加していて、
年齢層の厚さが好ましかった。
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白山蘭美姫(白山市

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金沢大学 Modern Jazz Society
写真は載せなかったが同大竹糸会OB有志の会も出演。
竹は尺八、糸は三味線、琴。

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”炎衆”(金沢市

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石川モンG(羽咋市
「いいじー」と「~ちまいね」の方言語尾を使っていた。
金沢弁や羽咋弁の語尾は、里山文化圏。
私のようにどちらかというと海文化圏に住む者には、「じ~」「~ちまいね」は待ちきれない。
田植え・結(え)文化と網・舟曳き結文化圏の違いとでも言うべきか…。

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全学遊舞隊

この他、KGR(木倉町のKI,GU,RAの頭文字)「金沢まちづくり学生会議」の踊りもあった。
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