報恩講ー中日(なかび)まで

当寺・臥龍山西勝寺の報恩講は例年11月4日~8日に勤修される。
なかびまでの様子。
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報恩講用蕗畑ー例年5月下旬~6月初旬に蕗刈り
ここから準備が始まる。
それまでにも蕗が育ちやすい環境を整えていくことはもちろんだが…

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10月のご命日に「仏具みがき」を行う。
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飯田町を中心に20数枚のポスター貼り
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8日のお斎に向けてのお講券(お斎札)もこの頃から出回る。
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内陣の荘厳も進んでいく。
御絵伝は寛永二年(1625)9月5日、能州鈴郡飯田村惣道場物也とあり、12世宣如上人代の法物。
上宮太子、三朝高祖は寛永17年(1640)の下付だが、御絵伝はずいぶん新しく感じられる。
七高祖、聖徳太子
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黒板、スピーカも揃い。
4日~8日のお説教に供える。
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小式台口の飾り
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3日に幕張
※数年前から太りだしたころ、はしごの角度と合わなくなり、お腹が出ることとはこういうことか…と実感した。
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6日、7日遠方孫門徒のお斎。
膳部立ての準備

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6日から、孫門徒さんお斎
膳部
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お斎は広間。
その前の板の間でのお迎え。
小式台やこういうのも室礼?とは言わないのだろうな。

4日は正信偈草四句目下げ。念仏・和讃淘三。弥陀成仏のこの方は…次第6首。御文。
5日、6日 正信偈行四句目下げ。念三、和讃淘五。和讃5日、6日次第6首。御文。
午後1時に鐘を突き、1時半喚鐘。
お説教2席

今日は大逮夜。
真四句目下げ。念讃とも淘五つ。五十六億七千万…次第六首
夜 7時から御伝鈔上・下巻拝読
  同朋奉讃を参詣の人々と唱和
  お説教。(寒いのでの理由で)甘酒が出る。
明日はお斎。満日中。
 登高座、式文。
 正信偈 三朝浄土の大師とう 次第3首 淘五つ。
 御文ー御俗称
 お飾りをおろし、参詣者にお配りする。

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6日-次々と御講料理用の材が届く。

お斎は、御講券は近隣中に出回るため、250食分準備するという。
まず11時頃までに100食分揃え、あとは入れ替わり立ち替わりでお斎を出す。
今朝から、伝統の味を守ってこられた方々を中心に本格的な台所作業が始まる。


以下昨年の様子
2014年度、報恩講