『博物館展示と地域社会』西海賢二氏

西海氏からいただいた。
4月の話なのだが、その頃は写真集作業で、スキャナーに取り込んで、写真を添付して…といった余裕が全くなかった。
それで、今になって紹介していないことに気づいた。
f:id:umiyamabusi:20140711063304j:image
あれほど多くの著作があれば、データーを博物館に展示するところへ行き着くだろう。
書斎なども小さな博物館といえば言えるのだが、
副題の「民俗文化史からのまなざし」のまなざしが、豊か。
彼は25年東京家政大学付属博物館業務に関わり、その間、600館ほどの施設を見たという。
大学では「博物館展示論」を担当し、愛知県の古橋回顧館館長も務めることになったという。
文化庁や東京都の文化審議会(保護)専門員など、幅広く活躍されている、これ以上望めない執筆者による好著が岩田書院から出版された。