『名実一体ー父母の教えを胸にー』田中博人氏、講演録「能登」【取材記事】

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本が送られてきた。
自叙伝が中心で、140人ほどの「私と田中さん」も面白く、一気に読んだ。
その中に、特別企画として『白山と能登』文化座談会が載っている。
田中氏(財・日本CS振興協会会長理事)が司会。
山口一男(石川県立白山麓民俗資料館館長)、
村山和臣(白山本宮・白山比咩神社宮司)、
清水宣義(石動山伊須流岐比古神社宮司金沢学院大学教授)、
武井忠仁(七尾城山を愛する会会長)諸氏と
私(加能民俗の会副会長・珠洲市西勝寺住職)の対談で、
中野節子(金沢大学人間社会学域人文学類教授)氏が
「座談会によせて」を書いておられる。
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この座談会が行われたのは、昨年の12月19日。


昨年の7月29日。
別の用事で珠洲に来ておられた10人近くの方々が、家においでになり、その時話題になった「古道散策コース」について、
8月25日(木)、金沢国際ホテルであらためて対談を行った(仮称「白山と能登の海山」)。
さらにそれを深めたのが昨年の暮れ、12月19日のことだった。


本を見て、もう出来上がったのか…と驚きはしたが
よく考えれば、
対談から、もう3ヶ月経っているのだ。


田中氏は、県会議員など26の肩書きを持って活躍なさっておいでる方で、
この本は、平成22、23年、相次いでのご両親との別れ、
平成23年秋、商工会分野での藍綬褒章受章などを契機に
まとめられたもの。


そこに、本当に偶然のきっかけから
顔を出すことになった。