馬緤(まつなぎ)・笹波太子講【珠洲市】

2日。
十年ぶりの馬緤・笹波地区太子講。
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講員一人一人が包みにお供えを持参し、挨拶を遂げられた後、
御内仏様前で阿弥陀経、太子画像前で『正信偈』、太子和讃をおつとめ。
法話ー門前・宝泉寺にある天文七年(1538)「日本番匠始」(写し)、
親鸞聖人越後御流罪の折、臼ヶ峰で野宿をされ、その夜の夢に太子が能登真宗を広めるよう引導なさったとある聖徳皇子略縁起羽咋本念寺蔵)について話す。
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かぶら寿司
会所の若奥さんが作られた。
二つの太子講(2006年1月3日)


家周りは相当の大雪で、除夜の鐘までに何度か本堂前を除雪した。
わたしの感覚では「雪除け」「雪かき」で、もう少しさらさらして雪が少ない時は「雪すかし」。
大谷峠を越えると、風で雪が吹き飛ばされ、積雪はほとんどない。
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午前9時半頃の鰐崎地区からの馬緤海岸。
先端部が大崎島で、その向こう側ー烏川~大崎島ーの風はすごかった。
波の花が舞い、岩に砕ける波しぶきが時折、霧雨のように車のフロントガラスを濡らす。
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午後2時半頃。