「門前郷土史研究会」珠洲の旅

今、祠堂経会の最中(4日~10日)。
布教は谷中祐照師。


2日(木)に、門前郷土史研究会(会長・佃和雄氏)の方々
20名を案内させていただいた。
門前町史編さん室長の松岡竹千代氏、能登国33観音調査でご無理をお願いした伊須流岐神社の四柳光麿宮司など、懐かしい方々にお会いできた(能登沖地震の際、観音像も神社も被害はなかったそうだ)。
こんなことでもないと、なかなか懐かしい人に会えない。
なんでも引き受けられるときは引き受ければいい、とあらためて思った。
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増長天
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多聞天
この二天は『珠洲市史』などにも紹介されていない。
市内では唯一の二天像のはずで、近郷では岩倉寺に二天門があり、佐野の神社で一天を見た記憶があるが、これだけ大きく雄渾な二天は見あたらない。
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逆さ杉。季節のせいだけでなく、木の勢いを感じた。
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「キリコ」をお寺(長橋曹源寺・曹洞宗)で預かる。
ありふれた光景だが、キリコ文化圏の境界にある門前の方々は興味深そうだった。
長橋のキリコも、大きく美しい。