金春流「鵜祭」

金春流にのみ伝わっている「鵜祭」について執筆した。
11日に、その文が載った冊子が届いた。
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重要無形民俗文化財である「気多の鵜祭の習俗(鵜様道中)」は地域では知られているが、
謡曲「鵜祭」の内容まで知っておられる方は少ないのではないだろうか?
かくいう私も、執筆するために、はじめて謡曲の詞書をじっくり味わったのだ。
謡曲および、鵜祭の背景があまり知られていないだろうという前提で、本文を紹介する。「鵜祭」原稿(PDF)


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最初、文だけでなく写真を載せようと思い、渋谷利雄さんに許可を取っておいた。それがこの写真なのだが、どこにしまったか分からなくなってしまった。
本文だけで予定枚数に達したのと、どうしても写真が見つからないので本文だけを送った。
それが、ついこの前、小物入れの引き出しから出てきた。
そして、11日の夕方、
あちこちの能登キリシマを撮影し終えた渋谷さんが、
ヒョイと顔をお出しになった。
渋谷さんは羽咋市文化財専門委員でもある。
急遽、原稿を読み合わせながらの「鵜祭」勉強会となった。


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冊子には、観能のための曲目解説「誓願寺」、円満井談義、井戸端会議、演能界写真などが載る。
注文先
〒167-0052東京都杉並区南荻窪3-18-10山田ビル202号(社)金春円満井会内 金春月報編集部。一部500円。