音楽の生活

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古いレコードをCDに置き換えている。
以前に、手持ちのソノシート・SP版をかなりCD化したので(「くじけちゃいけない海の子は」洋盤シングル・ステレット」)、今回はLP版。

SP・ソノシートの思い出は小遣いをもらいだした中学生時代から始まるのに、
LPは大学3年生の冬、
デパート松坂屋でアルバイトをしながら、
給料日に思い切って
最上階にあったはずのレコード売り場へ行ってLPを買った事に始まる。
そのLPがこのジャケット。

本店員さんたちが寄ってきて
何を買ったの?
いいわねーと言ってくれたはずだが
ひとり、ロック(といったかどうか)的な激しい曲とムード曲が交互に混じっていてあまり好きではないなぁ、でもいいわよね。と言った人がいた。
そういう見方もあるのかと、感心したのだったか、
何日も前からレコード売り場に通って、迷いにまよって購入したのに、とがっかりしたのだったか…


40年ばかり前の話である。

その場も、そこにいた方々の顔も全く覚えていないのに、
言葉のやりとりだけが記憶に残っている。
そして、そのやりとりからその時の場をなんとはなしに作りあげている。


そのことから、あらためて
言葉の重さ
「聞」の重さを感じる。


1965年頃からのヒット曲が収められているこのアルバムには
夜霧のしのび逢い、
涙の太陽
ある晴れた朝突然に、
霧のカレリア、
シベリアの灯は消えて、
ダニューブ・ウェーブ、
別離(わかれ)、
青い渚をぶっ飛ばせ、
真珠貝の歌、
キャラヴァン、
夢見るシャンソン人形、
チム・チム・チェリー、
クライング・イン・ザ・チャペル、
カラ・ミヤ、
かわいい小鳥、
ふるえて眠れ、
が入っている。1500円。
演奏はスクリーン・ポップス・オーケストラなど。


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LP2枚組。24曲の映画シーンと解説が12頁の冊子・附録になっている。
日本語タイトルは「デラックス版 映画音楽大全集」
演奏:モーリス・ルクレール楽団。3000円


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「栄光のベルト・ケンプフェルト」
12曲。1800円


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「ゴールデン・シリーズ第1集 ゴールデン・ビリー・ヴォーン
16曲。2000円


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ジャケットの絵が好きで、結局買ったレコード。
1900円。
「叙情」のタイトルの割には重々しい演奏の印象を持った。
今、あらためて演奏者を見ると、指揮は岩城宏之氏で34歳(1966年)の時、
演奏はコロンビア・ポップス・オーケストラ。
洋盤ではなかったのだ。
それに岩城宏之氏はある時期から「アンサンブル金沢」の指揮者となっておいでた。
石川で活躍なさっていた頃には、その人の指揮したレコードを所有しているとは、つゆ知らず…、
知っていたら…どうだろう、
演奏を一度くらい聞きに行っただろうか?


絵がいいと思ったのだから、と
画いた人の名をジャケット上であらためて捜すのだが
どこにも載っていない。
そんな時代だったのだ。


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「ザ・ベスト・オブ・ピーター・ポール・アンド・マリー」
16曲。1800円。


そして、ベンチャーズビートルズ
定番のコースを歩むことになる。

橋幸夫舟木一夫は別気分の時…。
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以下、ビートルズ
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