ひとつの年度末

6月30日は、教務所(本山)関係の年度末。
今年は、紫会が終わり、教務所関係者でかつて長年力を合わせたり、飲み会に行ったメンバーが定年、異動で、30日をもって去っていく。
つらつら思うに、定年や遠方に移動した人と、
その後顔を会わす機会は、滅多にない。


紫会役員の方々も、3年任期の最中に、
能登沖地震の最大被害地となり、
大変な中、よくお世話をなさった。


と、
このように考え出したら…
じーとしておれない性質だ。


餞別と、珠洲のお菓子を用意して
これらの方々のところを訪ねた。


柳田で古本の行方を訪ね、
能登空港で、民話を語ってくれた人が誰だったかを訪ね、
門前の紫会会長宅二軒を訪れ、
教務所へ行き、
7月から新たに引き受けた鵜川・穴水組の会所へいく道を確かめ、
輪島地区、紫会もう一軒の坊守会長宅へ行って
帰った。


能登一周に近かった。

富来

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義経伝説のある「生神」の地名がトンネル名になっているので一枚。
「生神」は「うるかみ」と読む。
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石川を知る講座で話した「機具岩」。
能登部能登比咩神が不必要となった機(あるいは賊に襲われ)を投げ込んだところ、岩となって出現したとの神話がある。

粟津潔氏作品

トンネルついでといっては何だが、
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トンネルの出入り口が、著名な粟津潔さんの作品となっているので、一枚。
この縁は、
粟津さんの父君が、富来の真宗大谷派寺院のご出身で、
この辺りの表現では、
お寺のおっちゃんさんが分家なさった…
そのお子さんが潔氏なのだ。☞粟津潔氏のホームページ