講義「ふるさとをみつめる」ーゴガヨウ、珠洲の民話と伝説ー

5月8日は、高洲山山開き。嶽開き。輪島の方では、5月8日を縮めて「ゴガヨウ」といっている。
薬師の縁日で、山頂には嶽薬師があり、体の弱い人もゆったりと嶽にのぼり、漆器関係者の一斉休み日だった。


飯田高校の総合学習、「ふるさとをみつめる」は、ここから入ろうと思った。
 かつて(もう21年前になる)、飯田高校の生徒と、嶽上りをしていたことを思い出した。
その記事。

生徒に郷土教える高洲山登り

f:id:umiyamabusi:20080510195549j:image(記事は、当時輪島支局長だった砺波和年氏)

珠洲の民話と伝説

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この2年前の8月、飯田高校がインターハイ・重量挙げの会場になった。
全国から集まってくる高校生に何かお土産をあげられないか…と考え、このようなガリ版刷りの冊子(80ページ)を作った。
当時の学校長は太田信夫先生だった。
確か600部ほど印刷したはずで、毎日夜10時過ぎまで職員室でワアワアーいいながら作業し、ギリギリに間に合わせた…そんな記憶がある。
スタッフは出場康仁、民山秀俊、葛原秀史、井端満、野村敏弘、石平哲巳、山本敦子、下田信子、垣内正子。さし絵:森田優美子。顧問西山、飯沢富江先生。発行は、石川県立飯田高校郷土史同好会・生徒会・三年生有志となっている。
 この時のメンバーの何人かは、卒業した翌年夏、1年生部員と共に白山にも登った。その1年生が3年生になって間もなく、高洲山に登ったのだった。 


 講義に戻ると、系統立てて地域史を語るというより、様々なことを話し、どこかの切り口からでも、郷土に関心を持てるように出来ないか、と
一応資料づくりをした。
 新聞は比較的身近な媒介…その中で夕刊は、あまり当地で見る人はいない。それで、夕刊の「舞台」を取り上げた。
舞台「鈴から珠洲へ」
「舞台」「秋、塩の道を歩く」
9日、このように紹介されていた。

飯田高で地域学講演

f:id:umiyamabusi:20080510200154j:image(「北國新聞」)