紫会(阿岸本泉寺さん)。近世真宗年表作成の必要性

 

午前中宝立(ほうりゅう)三山を案内し、
午後は旧門前町阿岸本誓寺さんで坊守会。
スーパーで弁当を買い、海の見える丘で昼食を取った。
5時からは別の用事で、急いで帰る。


坊守会では、法然上人と九条兼実親鸞聖人と玉日姫の出会い、坊守のいわれなどが、いつ頃から言われ出したのか、を調べて話した。
史実と伝説がうまく噛み合わさり、語り出された時期は、予想通り寺檀制度の成立期だった。
親鸞聖人御因縁秘伝鈔」
「叢林集」
「正明伝」
講結成の「御消息」
「考信録」、
御崇敬(ごそっきょう)、
講師深励・徳龍・巴陵の活躍などが18世紀から19世紀初頭に集中している。


その願い…までは深まらなかったが、近世の真宗関係総合年表が必要だと思いながら話した。
気が付くと4時。
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会所の阿岸本誓寺さんを芸術的にのつもり。
まず阿岸の里。
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山門から本堂を望む。
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御殿横の廊下から本堂を。