荘川桜と蓮如さまの飛騨路を訪ねてー七鹿4組坊守会研修旅行ー
8日(木)、9日(金)、飛騨路を訪ねることが出来た。
引率だけど、自分自身の楽しみ、先人を訪ねる喜びの中で二日間を過ごさせていただいた。
城端別院。
能登の駒蔵の庭
柳宗悦の「美の法門」などに関して
別院に勤めておいでるお坊さんから、わかりやすいお話・案内していただいた。
道宗のお寺。
本当にお話が上手で、いつ聞いても頭が下がりぱなっしの坊守さんのお話を聞くことが出来た。
坊守会の引率なので、かつて出会っていた人もおいでたようだが、こんな胸が熱くなるお話をされるなんて知らなかった、という声を何人からお聞きした。
桂湖麓で、蓮如清水について説明。
帰雲(かえりぐも)城跡地で説明。
白川明善寺。真宗大谷派。高山教区。
去年、同じ日に今年のために下調べで寄った時には、老木となってそれほど花を咲かせないのかな…と思いながら木の周りを歩いた。
臨時郵便局があり、荘川桜の記念切手を買って次に向かったのだった。
今年は、桜が満開。そして、郵便局がなかった。
記念写真。撮影者:第11組・東條厚子さん
黒谷浄善寺。
ご住職が教区会と重なったので、本堂を開けておいていただければ、とお願いしていたら
門徒総代を始め、お茶を入れて下さる若い女性門徒さんお二方、細かいお世話の方、4人の門徒さん方がお迎え下さった。
総代さんが、蓮如上人との関係(草書・楷書六字名号)、池仏のいわれなどをお話下さった。
白山麓、一向一揆などと関係のある話もあり、ここと加賀を結ぶ峠道が重要な道だったようだ。
天正の地震が、様々の伝承となっていることを教えていただいた。
蓮如上人お手植えのイチョウなど、中心になるポイントは資料を読みながら説明するため、写真を写す間がない(これまでも、これからも)。
両面宿儺(すくな)、『近世畸人伝』のさし絵で知られる「立木仁王」、円空画像などで名高い袈裟山千光寺(高野山真言宗)。
円空仏の一拠点。
奥飛騨。
旅館から。
9日(金)
飛騨御坊照蓮寺。
中村久子さんの資料が別院に移っており、
唯一買った本
中野照蓮寺。
昭和36年中野照蓮寺の地が御母衣(みぼろ)ダムに沈んだ折に移築。
本堂:永正元年(1504)頃ー国の重要文化財
中門:天正2年(1574)建立。県重要文化財。
鐘楼:建武元年(1334)「飛州安國寺」銘、県重要文化財。
飛騨真宗の祖、嘉念坊善俊(親鸞聖人弟子)の墓もある。
カメラのバッテリーがなくなり写真はここまで。
古川三寺参りの三ヶ寺は、全て本堂参拝ができた。
坊守会団体だからこそ…のもったいない時だった。
細かいところまで、幹事さんたちがお世話をなさった。
これもその一つ。
昼食のバイキング会場で、他の団体の方に、これを押せば飲み水が出るのですか?
と、訪ねられた。
そうか、これをぶら下げているので、係員と思われたのだ…。
案内・講師はここまで。
飛騨から、旧加賀藩領へ帰るのだから、
関所を通ってみようと、コースに組み込んだ。
41号は、大変な道だった。