宅田上野山遺跡、赤神道の駅、高爪山、八朔まつりー27日(土)

    大福寺近くからの高爪山。

 

宅田上野山遺跡。旧石器から中世集落。3日は富山県にいかなければならず、修理のすんだパソコンを引き取りがてら、一度見ておこうとたずねた。土曜日で調査は休みだが、発掘規模の大きさに驚いた。

宅田・石休場・熊野・三井・内屋にある真宗寺院を山五ヶ寺という。

宅田には真照寺、次の石休場照福寺は山号が上野山、同じ名の上野山にある。そこではかつて麓の道路が拡張するというので、予定地の畑を歩いたとき(道路は畑を通らなかったが…)須恵器の破片を数点見つけた。

そういうこともあったので、この遺跡が旧石器時代からということで、河原田川流域の奥深さに身が震える思いをしている。

宅田地区は広いので、麓を何度も回ったのだが分からず、畑仕事をしている人と話し合って、場所が特定できた。考えてみれば旧上野台中学はこの台地の名を付けたのだから、気づいてもよかったのだ。畑仕事の人は自分の家のお墓があったところだとおっしゃっていた。

近くの畑から撮影

すぐ側が気勝岳・気勝平、高洲山が目の前に見える地である。

 

 道の駅 赤神

 

27日は八朔(八月朔日)から移った八朔まつり。

八朔は、「田の実」の日といい、この日、稲が一気に育つ日といわれていた。

その日に、野分(二百十日、二十日)の風を防げるよう、神々を楽しませる、その祭がはじまったのだが、現代は、八朔ではなく、8月最後の土・日に営んでいる。

この日、同じ趣旨の諏訪神社・鎌祭りも行われた。あれ!27日は旧暦の八朔だった。

 

祭礼付近の豊かな実り。そこからの高爪山。