6・19地震後

19日震度6弱地震に見舞われた。20日には5強があった。

19日は、頼まれていたお参りをし、その方にお手紙を書いているときの揺れで、ちょこちょこやってきていた群発とは違い、大きく長く複雑な揺れだったので、まず御本尊の様子を確かめるべく本堂へ向かおうとしたのだが、書斎の書棚が倒れていて足の踏み場もなく本堂へ向かえない―ところから騒動が始まった。

 

話は飛ぶが、

ブログをアップしなかったのは、片付けが続いていることもあるが、windows11にアップしたところ相性が悪く、ここまで打つのに3度も再起動されそのたびに長い間待たねばならず、暑さ、筋肉痛と相俟ってじれったさまで加わるので、起動するのを待つくらいなら被害箇所がどうなっているか見回る。そうこうしているうちに今日になった。

それにしても熱い。

30数度の暑さや夏そのものの雲を見ていると、この暑さだったら、セミの鳴き声と調和する歌をハミングしながら、どこか暑さを楽しんでいる自分がいるのに、無声映画の夏の気分だ。

 

6月30日

隅田の花火というのだそうだ。6月27日

28日御命日朝。正面に消防署の防火用水がある。その周りの地盤が沈んでいたので地中がどうなっているのかはっきりするまで、立ち入り禁止にしてもらっている。それで、その奥の車庫への車出入りは禁止。棟の土が少し落ちているが、ずれていないので雨漏りは無し。

自称書斎と別宅の臥龍文庫の書棚を数えたら68個あった。幅の広いのや天井までの括りつけもあるので、70個ととして平均300冊入るとして、少なくとも2万1千冊になる。寸暇を惜しんで、けいれんが起きそうになってもつい片付けになりそうなので、この間何度か会議などに出かけた。

突っ張り棒が利いていたので、ほぼ充てて補強したが。硬いスチールなどは撤去し、低い位置に並べるのに越したことはない。本を積み上げる読書好きイメージとはおさらば。ただ、床に落ちた本が書棚に戻って元に近づくにつれ、夢の一つだった「古本屋さん」になっているような気がして、人知れずこころが弾んだ。

織部灯籠。これが倒れるのは2度目。あるのさえ忘れていたので、このままにしておく。

それにしても日曜日の昼。近くの神社の鳥居も倒れたのに、ほとんどけがした人がいなかったのは、もったいないことだった。

 

この記事の真宗住職は私のことのようで、この日、同朋会推進員勉強会の日だったので、「時鐘」にふれることもあるかも知れないと思い、念のため記者成りたての頃、珠洲支局にいて、今、論説委員になっている方に電話した。

 

今日は地域によって盆の入り。

コンゴウ地帯の、コンゴウ参りも復活し、3年ぶりにお話に出かける。