『石山合戦を読み直す』『佐野鼎研究』

本を戴いた。

石山合戦を読み直す 軍記で読み解く日本史』塩谷菊美さん 

2021年12月10日法藏館発売

写真提供と、以前第7章「庶民の石山」の系譜(1770~1880ごろ)の一節「加賀の奉納絵馬-一揆の地で花開く禁書」の元論執筆者を紹介したことに因って報恩講前に戴いた。

すごい。

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佐野鼎研究 開成学園創立150周年記念

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佐野鼎は開成学園創始者。初代校長が高橋是清

生誕地・富士市(加嶋水戸島)。加賀藩士だった万延元年に米国訪問。

開成関係者の学者・作家は、柳田国男斎藤茂吉正岡子規・戸坂潤・南方熊楠中村真一郎吉村昭…、政治家に現総理など。

 

この研究書は 「佐野鼎」の西欧技術導入への関わり~加賀藩の軍艦と陸蒸気器械類の導入~」を同書に執筆なさった徳田寿秋氏から頂いた。

 

開成の校章がサーベルとペンを交差したペンは剣より強し

だといい、そのデザインを見た時、ちょっと興奮。

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