『伝説とロマンの里―北能登の風土と文化―』の紹介

能登ブーム、カニ族の言葉を生んだくらい多くの人々が訪れ、私の同級生が珠洲だけで1000人以上もいた時代があった。

『伝説とロマンの里―北能登の風土と文化―』が語りかけるとすると、まず同世代だが、この世代はネットが苦手だ。

読むとすれば、の対象にネット書籍からしか買うことの出来ない本を出した。

 

この矛盾をどうするか?

タイトルに「北能登」と付けたが、珠洲輪島市の北部、能登町中程までを扱っている。

『とも同行の真宗文化』は七尾と穴水、珠洲の書店に置いてもらったが、私の手元にしか本が無い出版だったのでご協力を願ったが、今度の書籍は事情が違う。

穴水の本屋さんに「北能登」が置いてあれば、当然地元・穴水が含まれていると思うだろう。

ところがこの本には穴水を含めてはおらず、本屋さんの迷惑になりかねない。

 

まず、データーを残しておきたいがあり、興味のある方は目にしていただきたいがある。

珠洲「いろは書店」さんには定価(消費税込み2046円)で置いて貰うことにした。私がアマゾンで購入し、その値段で本屋さんに並べる。パソコン・スマホを携帯だけにしか使わない回りに知らせるには、この方法しか思い浮かばない。

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そして、ここに添付した葉書で知らせる方法である。

9年前、お世話になった方にお届けしたが、数名は浮かぶものの、今となってはどなたに差し上げたか見当が付かない。

無闇に送っても、ただでさえ蔵書の整理整頓に追われている人たちに、そう変わらない本が送られても迷惑以外の何者でもないだろう。

記念誌は持っている、あるいは無いがネットは使えない、といった連絡があれば何とでも出来る。

ということで、作ったのが、この葉書である。

 

面倒だけど、みぞれ模様の一日に、ああでもないこうでもないと思いを巡らせるのは、

悪くはない。