17日霜月半ば過ぎだというのにその日も暖かかった。
イチョウの実を集めに外へ出ようとするとこれからのカマキリがいた。
季節全体は秋が深まりつつあるのに、個々のいのちの季節忘れ
書籍
『仏法聴聞の一生』家山勉氏(1948~2017)。家山氏は石川県最南端の大聖寺高校、わたしは最北端の飯田高校教員時代、それぞれの分会長時代に知りあっったはずだ。10日金沢別院で「崇信」という新聞を見て、家山さんの著書があることを知り、手に入れた。彼の話は一度能登教務所で聞いたことがあるが、初めて彼に出会った気分になった。そこで彼の問いかけ、彼をはぐくんだ世界、ズーッと思い込んでいた疑問などを当時の先生方、『新編信国淳選集』、『誤解された親鸞の往生論』(小谷信千代)、『親鸞の往生思想
』(内藤知康)などで問い直したり、『児玉暁洋選集』注文のきっかけにした。
『児玉暁洋選集』全12巻(法藏館)一括購入。奇麗な本だ。飾っておきたい―ではだめか。
購入したのは、家山本に後押しされてのことだが、購入きっかけを待ち続けていた感もある。
お取り越し(在家報恩講)時期が過ぎたら、冬期は読書にも精だそうーの柔らかな気持ち。