西海賢二氏 「奥三河の民俗と宗教文化」、「コロス」151号~161号

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今までいただいた西海賢二著作集。著書解題が一冊必要だ。


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「コロス」161号令和2年5月1日号。後記に手伝って下さっていた方が若くして急逝なさった事を記す哀切の文が載り、「余命あれば頑張ります。」とある。初期のコロスがあるはず。


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「史境」抜刷「奥三河の民俗と宗教文化―花祭り研究によせてー」


 

西海氏から「史境」(筑波大学歴史人類学会編)77・78号(2019年9月)抜き刷りが届いた。

2018年10月27日筑波大学東京キャンパス文京校舎で開催された歴史人類学会第39回大会での講演「奥三河の民俗と宗教文化―花祭り研究によせてー」が内容で、古橋懐古館館長としての歩みなども語っておられ、メチャクチャ面白い。

講演の様子が写真で挿入されているが、山伏姿である。

西海さんらしく、なんだか嬉しくなる。

 

同封のお手紙に「研究内容がともなわない、研究者(?)にはなりたくない(なれないけれど)方針で頑張りたいと思っています。」とある。

これだけの人のこの思い。頭が下がらざるを得ない。

今、乞食遍路に出向いておいでるはず・・・。