『とも同行の真宗文化』出来

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大法輪と比較して、この厚さ。これだけ厚いと、どこかで読みたい分野と出会う可能性がある。テキストと聞いていたのがこんなに厚いなんて・・・感の反応が多い。


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添え書き用元、と謹呈。謹呈はちょっとズレたりして、手作り感いっぱい。


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年代別引用8頁中1。索引がないので案外必要なのかも知れない。あるいは、この年に、私は・・・もある。


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パンフ。製本が出来上がるまでの日々、『妙好人千代尼』の真似。どこで使うか?


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11日10時半に10箱300部の『とも同行の真宗文化』が届いた。

父の命日。

まずお仏前にお供えし、坊守とセッセコ、レターパック

1冊420頁、上質紙・70㌔。一箱に32冊入っている箱は。73歳の身には持ち上げるのがやっと。

それはそうとして、

添え状、謹呈、研究職にある人には別に作った8頁の年代別出典を入れ、

製本になるあいだの時間に2冊送る人にはライトではなくプラスの方を準備したりしていたのだが、横に2冊ならべることが出来て、厚さが3センチ以内になったので、数部を入れ替え、

4部、5部依頼した人には小包をつくり、

述べ103個を、3時ごろまでに作り終えた。

 

その103個を、車に積み込み、郵便局に向かう。

局員の何人かが台車を用意して手伝おうとしてくれたが、階段がある。

郵便車が横付けになる後ろ口でおろし、前へ回り諸手続。

送ることが出来た。

見本用に買っておいたクロネコヤマトの包みも1個作ったので、そこへも行って、一段落。

15時半ごろに作業を終えた。

 

翌12日。10時過ぎに教学研究所の後輩から電話が入る。

京都駅前本願寺には、もう着いたのだと驚いていると、夜にかけてドンドン電話が入る。

つながらないときはメールになって連絡されるようだが、それが分からない。

一応、誰から連絡あったのか確かめようとしたが、1,2名は話したのかどうか定かではなく、13日に電話を入れてみる。

その中で、もう3名の方から計18部の注文があったので、段ボール詰めは、子どもにものを送り慣れている連れ合いに頼み、

激動の一日が過ぎた。

 

お昼過ぎには輪島漆芸美術館名誉館長四柳氏が、出版祝いに

駆けつけてくれたり

夜の電話の中には、この作品の底流にズーッと流れている師・佐々木孝正さんの奥さんからもあった。

 

あとは、17日の坊守会関係などが70部ほど。

七尾、きくざわ、穴水コメリ書店・書房に販売用を届ける作業も残っており、

真宗関係の本だから、もっと広く知って貰いたい思いもあるにはあるのだが、

一箱抱えて車に乗せ、業者か郵便局の窓口に持って行くイメージを想像するだけで、

とても無理。

 

ともあれ、『とも同行の真宗文化』という本が出ています、で自己満足することにしよう。

 

本が届いて僅か二日で、

この諦観・・・。