坊守会再開ー八組ー

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フェイスカバー。マスク2種類。ギターは格好つけておいてみた(いつか奏でる日のために・・・)。


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本堂。ここで正信偈同朋奉讃をお勤めし、庫裡・広間に移って勉強会。理想の空間だ。動員に近いことをして多くの人を集める大会のありようから、常説教場とまでいかなくとも、平生業成・日常の法話の場を考える機会にして行かなければならない。


8日(月)能登教区第八組坊守会研修が行われた。

年8回開かれるのだが、昨年11月に行ってから次の4月、5月が開かれず7ヶ月ぶり。

もう1ヶ所の十一組~十四組は一月二月に講義をしており、三~五月(研修旅行)はなく、今月17日能登教務所で行う予定。

 

ともあれ、ほとんど人と会うことがなく、会っても少人数の行事しかなかった3ヶ月間から

2時間の講義

8組はご高齢の方や出歩くのに不都合な方を含めて15人のメンバー。

余分に14枚×3のレジメを用意していったのだが、全部配りきった。

いつも以上にみなさん参加なさっていた。

 

広いお寺の庫裏広間での講義で三密とは関係ないのだが、もし話す私と、一番前の机の方の距離が取れていない場合を考えて、連れ合いに作って貰ったフェイスガード(シールド、カバー)も用意して行った。

 

折角なのでつけてしばらく話してみたが、聞いている人の方が息苦しくなるようだ。

最後尾のテーブルに届く声で話すのはかなりエネルギーがいり、10数名の坊守さんと顔を合わせているのは、このところの日常と違って、それだけで情報過多。

声を張り上げての2時間近くの講義

宇出津までのドライブ(片道20㌔)

 

気分は日常に戻りつつあるのだが、実際は急激な情報過多で、そうとう疲れているらしい。

 

こういうとき喩えが分からないので、子どもが情報吸収過多で熱を出す―知恵熱という言葉があるが

熱は出ないものの、知恵熱状態で頭が疲れた。

8組は次期会長と副会長がこの4日に来て行かれ、次年度(7月~3ヶ年)も講師をさせていただく。

力の続く限り、勉強して共に聞信の日を送らせていただく。