桜 開く
講義の中止、延期が続く、今日この頃
コロナ騒ぎは、益々混迷の度合いを増している。
そのような時の桜開花は、
明日ありと思ふこころのあだ桜・・・を思わせる。
聖人御出家の頃の世情ー「方丈記」、源平の争い―1173年から1262年の御一生に36回の改元があった時代。
蓮師は寛正元年の大飢饉・疫病流行などをのがれられ、翌2年にお文をお書きになった(筆始めの御文)。
中止です、延期です―の後に、祖師や蓮師は、どうすることも出来ない世情から何を学ばれておられたか、集まって学ぶことが出来ないのですから、ひとり一人の学びの時として下さい。
より言えば、「後生の一大事を」じっくりお考えくださいー程度のメッセージを添えて、延期・中止の案内が出来ないものか・・・と
桜を見て 思いに耽っている。
まず、蓮師は、いのちの奪い合いの場となりそうな場・時から徹底的に身を避けられた。
「自信教人信」を生きなければならない、何にも増して尊い願いの促しがおありだったのだろう・・・。