真宗文化論の新聞記事・真宗の四門

蓮如真宗行事』『蓮如上人と伝承』『妙好人千代尼』。

今まで本にした3冊の間に書いた論などで、載せた論集や書物がもう市販されたいなかったり、手に入れにくいものを一つにまとめておこうと真宗文化論(仮題)を進めていたのだが、

 

先日、夕刊紙に、新聞記事の引用と著作権の関係ー使用許可いりますよーが大きな宣伝のようになって載っていた。

 

今作っているのは、ほとんどを関係者にお渡しするもので私的なのだが、一時代を知っておこうとお求めになる方がおいでるかも知れないので、わずかだが書店に並べようとも思っている。

となれば…?

使用するかも知れないのは、全て私が執筆したものなので著作権は問題ないはずだが、

昔、原稿料だったか図書券を受け取った折にお返しした葉書に、「書いた記事は貴社?属することに同意します」という文が印刷してあり、そこに判子を押したことがあった。

 

今は、県内の文化人が原稿を書くこともなく、記者さんがすべてやっておいでるようで、但し書きは見ないが、ともあれ、その記憶が蘇ってきて、使用申請書というのを出した。

 

つきあいの長かったこの一社だけの、民俗・歴史関係をのぞき、真宗とどこかで接点のある記事のみをピックアップしていったところ、

文化面・民話、舞台、野辺の送りなどに40本、

全文インタビュー記事が2本、

取材などの引用、すなわち私の名と肩書きと年齢が載っている記事が45本

もあった。

 私の書いたもので今度の本に用いるかも知れない記事を◎

まず用いないものを○

全文インタビューを□

部分インタビュー記事に△の印をつけてプリントアウトし、

◎候補18記事の使用申請書に添えて新聞社に送った。

確認の電話があって、どうぞ…となってはいるのだが、

時間は取られ、面倒さもつきまとう。

事務作業で時間を取られたくない。

それで、新聞記事は用いないことにした。

下の写真のような文を核にして、例えば市町村史書いた葬制をちりばめる…といったイメージがあり、

何よりも、記事を見つけ出すのに手間が掛かるだろうから、1冊に入れておけばいいのでは…と記事をピックアップしたのだが、新聞は見ようと思えば探し出すことが出来る。

 ということで、18文を削除し、また、まーた並べ直し…。

積み木直しだなあ、と一人言をいいながら、あっちへやったりこちらに移したり、ーかなりスッキリしてきた。

 

24日(月)から「春勧化」。

それまでには、目途を立てなくては…。

 

 

昭和56年。34才の時の記事。この時、二代ほど前からの四門、即ち3組ほどの四門があったが、今は無い。写真も不明(探すのに時間がかかる)。※本文に4代前からとある。記憶の曖昧さ…。

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真宗関係で最初に書いた記事。前年昭和55年11月に能登国三十三観音について書いたのが始めだけれど、真宗という意味ではこの記事が始めになる。今から40年前34才の時である。その後、同様のものがあったという報告はない(はず)。四門額は現存せず、写真もどこかに埋もれているはずだ。は

 

※最後の。…はずだ。は の「は」はカット

 

 

 

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