岩田崇展ー10日(土)夜
ようやく行くことが出来た。
言葉にならないではなく、出来ない、沈思。
釈迦と十大弟子
御弟子さんがおいでたので、岩田さんの作品は?
この写真は違うのですね・・・。と言ったら
御弟子さんが答えた。
写真に見えるかも知れませんが、それは岩田先生の絵です、と。
黙って、うなずきながら通り過ぎたら、写真が展示してあった、と思うだけだったろう。
カメラを構えた御弟子さん、ありがとう。
左横の胸像は、西田幾多郞。
新聞記事に載っていた
-2012年、38歳で先立たれた、ガラス作家理(あや)さんとの合作ーコーナー
上からは写真だけ。
御弟子さんが撮っておられるカメラの側で、佇ませてもらった。
こころの中で、合掌。
岩田崇作品集
『絵とエッセイ』。
こういう本があればと思っていた、それ以上の本だった。
思っていたのは、どういう意図、思い、気持ちから描かれているのだろう、深みには入れなくとも、どこかで共感に近い気分になれる。
作品が言葉になるー有難い。
それ以上は、すごい理論が一作ごとに展開されているのである。
会場の西田幾多郞哲学記念館を意図されたのではないのだろうが、
深い、ふかい・・・
『岩田崇作品集』
『感動起動装置』
岩田崇展ー11月2日~11日 - 能登のうみやまブシ(西山郷史)