岩田崇展ー11月2日~11日

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岩田崇展に行くことが出来るのは、予定では今日・2日しかなかった。
予定が混んで来て、難しくなった。

11日17時過ぎなら行けそうー
じっくり日程を確かめると、最終日は16時まで。
10日は19時ごろならいけそう、と、先送り
なんとしても見に行きたい。
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今日の朝刊。北陸中日新聞


岩田さんについては次の記事が最初で、何度か書いている。

2010年11月30日の記事ー北陸の美術工芸作家選集「岩田崇」作品集、我が作品

岩田崇さんの画集が能登印刷から出版されたとの記事が新聞に載っていた。


岩田さんとは初任の羽咋工業高校で一緒だった。
美術を教えておられ、私も生徒と一緒に授業を受けたというか、作品制作を行ったことがある。
抹茶茶碗を作ったはずだが、20代でことで茶碗そのもののイメージがなく、粘土を乾燥している間にヒビが入り、ドンドン厚くしていった。
その結果出来たのが写真。
釉薬は先生がつけてくださったはずだ。
用途が見つからず、重さと安定感からしばらく灰皿にしていた。f:id:umiyamabusi:20101201200255j:image
ともあれ、この年になるまで、学校の宿題以外に作ったものといえばそれだけなので、岩田さんはとっくに忘れておいでるだろうが、私の記憶の中から、作品とともに岩田さんの名が消えることはなかった。
その岩田さんの作品集が出るというのだから、無条件に嬉しい。



数年前、美大の教授になっておられた岩田さんの個展が七尾美術館で開かれているのを知って、見に行ったことがある。
好きな絵ばかりだった。
そういう出来事はこのブログに載せているはずだから、いつのことだったかを知りたくて、
ブログ内の検索「岩田崇」で検索してみるが出てこない。


それで、その時の図録を探した。
つい近年だと思っていたのが、平成16年3月のことだった。
まだブログは始めていない。
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図録「五つの部屋」f:id:umiyamabusi:20101130234057j:image
その中の作品「失われた仏の光背」


こんな招待券が挟まっていた。
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「観了と雲山」は、今度出る『図説・能登の歴史』に取り上げられている。
この展覧会を見ていたなら、執筆者との会話も弾んだかも知れない…
なぜ招待券があるのかさえ記憶にないのだから、そんなわけはないか。

[2018年11月2日追記]

図説に取り上げられているのは「孤高・標泊の能登の画人たち―「能登の大雅堂」と「孤高の南画家」」と題するもので、それが「観了と雲山」のことだと知っているのは、すごい博識、ということになるのだが、
この本の編集をしていて、何度も原稿を読み込んでいたためである。
ちなみに執筆者は若狭康子さん。

その他の記事(古い順)

十二神将・岩田崇日本画展
2人の作品展ー岩田崇個展、渋谷利雄作品展ー
『松林図・月夜(夕日の)松林図研究』ー岩田崇氏ー
この他、2011年5月7日の「明日はゴガヨウ」にも若干触れているが、引用出来ない。