テレビ金沢ー蓬莱(テカケ.食い積み)。

取材していったスタッフが、1212に放送ですと念を押していったので、忘れずに見た。
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29日の取材だった。
それまでの5日間は、お取り越し、講義、富来での5日間の法話、輪島での仏事が続き、
29日も朝、お説教、羽咋門徒さん宅、豊四郎巡拝帳の持ち主家、七尾・きくざわ書店へ寄った後の、
夕刻の取材だった。
夕方においでるような話だったが、おいでないなぁ…、と夕食に箸をつけたところに3人が来られた。
電話打ち合わせした際には、夜7時には帰っていると言っていたそうで、その時には、29日に元気と天気がよければ、能登・加賀・越中境の三国山でもいってこようと考えていたようだ。

映った様子は、
声が汚く、顔にも覇気が見られない。
普段もそうなのだろうが、疲れていたからを理由付けにし、現実非直視の自分が顔を出す。


内容は、店に売っている紙蓬莱の紹介なので、武家、商家、寺社、茶道師匠家などで飾った五穀を基礎とする正月飾りを説明したのだが、兼六園・九十九湾にある蓬莱島も同じ、一陽来復の地を意味しそこからの贈り物のバリエーションといったところで、軽いノリの番組と言うことでそのあたりはカット。
まして、真宗では蓬莱とは言わず、正月飾りと話しても、さらに複雑さに輪をかけたようで、そのあたりもカット。


これは番組とは関係なしに付け加えておかねばならないのは、
能登には蓬莱(紙)があって、金沢には無いのではなく、金沢では調査されていないだけだと思っている。

事実、私も中島町史調査の際、奥能登以外にはないと思っていた、同じ食い積み系の飾りを某寺で見ている。


取材に来ていただいのは、記録に残しておきたい、というディレクターさんの一言。
○蓬莱・食い積み(蓬莱、正月飾り)ーブログ