石川県立飯田高等学校平成元年卒業生同窓会ー金沢ー

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昼過ぎの同窓会に参加する前に県立図書館で「回想の戸坂潤」三一書房版にしかない文のコピーを取った(一般に手に入るのは勁草書房版)。
冷房が効いていたら寒いだろうと思いスーツを着ていった。
冷房は効いてなく、ワイシャツ姿でも汗がしたたり落ちる暑い時を過ごし、金沢駅中にある宴会場へ向かった。
宴会場は涼しかったので、解散時の記念写真ー夕刻5時ーではスーツを着ている。
ー前列4人目あたり。向かって左横は英語の河崎先生。

幹事:渡辺麻美さんのフェィスブックが、何かの拍子で私のフェイスブックとタグが出来た(こういう表現でいいのだろうか?)。
7月30日(土)、金沢駅構内のビル・くつろぎ館「駅の蔵」で上記の同窓会が行われた。
担任ではなかった学年なので、他の先生方の邪魔にならないよう気を遣いながら、それでも喜んで参加した。
45歳になった幹事たちの颯爽とした着物姿、司会のやわらかさ、そしてそれを取り巻く同級生たちの爽やかさといったらなかった。
教員自己紹介と集合写真
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私の自己紹介は、体重が20キロ増えたことを示すため、お腹周りを強調しているその写真である。
この学年は、男子テニス部、郷土史同好会を持ち、現代国語を担当したはずである、と思っていたら、この写真の私の向かって左、2人目の生徒の名がスーと出てきたので、ちょっと?だったのだが、彼女が言うには、私はサッカー部の顧問で彼女がマネージャーの1人だったという。
運動部は、1年がサッカー部、2,3年がテニス顧問だったのだ。
教員を辞めて25年、その時代を語り合う相手がいなかったことによる記憶の隙間。



届いた案内文は次の通りで、こんなに思いやるのある文を書ける人たちがいることに先ず驚いた。

「飯田港高等学校同窓会のご案内
  (日程省略)
拝啓 小鳥のさえずりが軽やかな季節となりました。
先生におかれましてはなお一層ご活躍のこととお喜び申し
上げます。
 さて、私たち飯田高等学校平成元年3月に卒業しました
一同が相集い上記の要領で同窓会を開催いたす運びとなり
ました.
 つきましては、お世話になりました先生方を囲み、旧交を
温めたく、謹んでご案内申し上げます。
 本来ならば、先生のご都合に合わせ日程を整えるべきと
ころを、会場の都合上、私どもで決めさせていただきました
ことを、深くお詫び申し上げます。
 ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、何卒
ご出席くださいますよう、心よりお願い申し上げます。
 先生にお会いできますことを楽しみにお待ち申し上げて
おります。            敬具」


 そして、東京にいる幹事の一人が着物姿で参加し、金沢の男子幹事も着物姿で世話役をはっきりさせながら、気を配ったことに驚き、その支えの上での司会の融通無碍に感心しきった。

集合写真の紙袋を前にしている人たちが、当時の教師(5名参加)。
お土産まで準備していたのである。


担任をなさった方々の徳に、感謝しなければならない…。