「能登の祭り歌・祝い歌」~福浦祭り御神船・船歌を考えるー福浦みなと会館ー【志賀町】

福浦港で、講義。
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写真は会場からの福浦港。
調べている内に、
福浦の船歌が、幕府御座船(広島藩御座船歌)を継承するものらしいことが
見えてきた。
伝承されている歌詞の6つの内、1つが「鄙廼一曲(ひなのひとふし)」菅江真澄・文化6年(1809)
4つが「浅野(広島)藩御船歌集」享保18年(1733)と共通する。
ということは、加賀藩御座船歌を伝えるものかも知れない。
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来ておられた方々が、講義後に「船歌」を歌って下さった。
話しした90分間の言葉が、すべて飛んでいってしまった。
衝撃的な歌・歌声だった。
感想
こんな船歌が…存在するとは。
講義レジメ(PDF)
能登の船歌系統ーまだらなどーに対するとらえ方の歴史を見ると、
まだら島から入った歌だとか、
出雲節の系統だとか、
適当なことを言っており、


真正面から取りあげたことがなかったようだ。