第39回北陸連区推進員交流研修会ー於和倉ー

北陸連区 推進員 交流研修会
24日~25日の2日間。
f:id:umiyamabusi:20090626213912j:image
会場となった和倉温泉「のと楽」からの眺望。
右手前石崎、遠く右側の岬は崎山、能登島大橋能登島と続く。
f:id:umiyamabusi:20090626213906j:image
25日開会式前のひととき。徐々に会場が埋まっていく。
富山、高岡、金沢、小松、大聖寺、福井、能登教区から183名、スタッフ17名、計200人による2日間の研修。


寝ても覚めても」他力、念仏世界に包まれている…その具体的例として、
1日目には、研修日の25日に関わる真宗世界(両度の御命日、6月25日発給の御文)、和倉石崎付近を巡る仏教的世界、さらに御文全般。


2日目は徳龍師、妙好人でいこう、と準備を進めた。
会場では、ちゃんとテーブルが用意されていたので1日目はレジメを用いてお話しした。


班別座談会で話し合われた内容を見ると、幅広い層の方々がお集まりになっているようで、翌日は、何故原典にこだわるのか、神・権現と仏の関係などをお話しした。
全体質疑なども通して、ある疑問が残った。
「神祇不拝」という「用語」についてである。
有名な概念なのだが、『真宗大辞典』には出てこず、聖教類にはない(はずの)言葉である。
承元元年の法難を聖人が記した「化身土の巻」「御伝鈔」「歎異抄」を踏まえ、「悲しきかなや、道俗の天神地祇をあがめつつ…」(和讚)から導き出された熟語のようではある。
疑問とは、神祇不拝は当然だが、
礼拝行のないというか出来はしない凡夫に、拝仏は無理、すなわち、仏も不拝なのではないか?という疑問である。
「神祇不拝」から、「拝仏(礼拝行)」を連想させはしないか…?
(しばらく)問い、尋ねて見よう。

2日間の日程

13:30分開会式~日程説明
14:00~15:45講義
16:00~17:45班別(14班)座談会
17:45~夕時勤行、感話(3名)
26日
7:00晨朝、感話(3名)
9:00~10:15講義
10:30~全体質疑
11:00閉会式
レジメ(徳龍師の書・文は省略)ーお文の制作年月日、新聞記事・他力本願の復権 「いのち」に目覚める言葉など