2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

平山敏治郎氏の能登島

次号の地消地産文化情報誌「能登」に、能登島の閨・無関と八太郎を書こう。閨は能登民俗の草分けとでもいうべき平山敏治郎氏が、同地の皆善寺さんに在って調査なさったと聞いている。名報告「ヒヲトル嫁」が生まれた風土―これも土徳の地というべきだろう―も一…

『妙好人 千代尼』紹介

コメリ書房(穴水町)真宗入門!、重宝な一冊 10日(土)能登島へ取材・調査に向かう途中にコメリ書房に寄った。並べて下さっていた。 俳人・加賀の千代女の句を通して学ぶ 真宗入門!妙好人千代尼1296円(税込)西山郷史著 『大法輪』4月号 大法輪4月号「書物…

千代尼―松任-中本恕堂氏宅、聖興寺さん

『妙好人 千代尼』の関係者にようやく挨拶に回れた。まず、中本恕堂氏のお嬢さんを訪ねた。わたしと同年だった。書斎は少し変わっているとのことだったが、入口に「恕堂文苑」の扁額があがっていた。このような思い出の品に会えるとは思ってもいなかったので…

「盆の墓掃除と白石拾い―消滅していく習俗の意味とは―」加藤享子氏と「まなご」

今日、加藤享子氏が『日本民俗学』290号(2017年5月)に発表なさった「盆の墓掃除と白石拾いー消滅していく習俗の意味とは―」の抜刷、及び「富山県南砺市(旧福光町)刀利村、下小屋の信仰生活」(『とやま民俗』89号・平成30年1月発行)抜刷をいただいた。ど…

林智康先生と妙好人・栃平ふじさん、そして能登

『妙好人』(鈴木大拙著)の最初に載る栃平ふじ氏の家を訪ね、4日の夜、珠洲においでになった。きっかけは『妙好人 千代尼』に載った栃平ふじ氏の詩だ。5日、蛸島の大拙下宿、飯田の下宿、蓮能尼の里・鉈内蓮光寺さん、西谷内城、西谷内覚栄寺さん、七尾旧口…