2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

能登教区通信ー秋安居・研修部門主催ー

PDF9月28日(水)能登教務所から「能登教区通信」が届いた。中日の2つの記事を見て、いろいろ考え、反省をしていた時だったので、重なる時は重なるものだ、とこのことについて考えるのは保留していたのだが通信を見ると、新たな教化委員会が立ち上がっている…

七尾鹿島珠洲会40周年講演会記事

北陸中日新聞2016(平成28)年9月28日(水)、能登版16面今朝(9月28日)、記者さんが来ていたので記事になっているのかなと見ると17面に記事、その前のページに七尾での記事が載っている。今日の郵便で能登教務所から届いた「能登教区通信」に「秋安居」感…

「戸坂潤・三木清・西田幾多郎の真宗」富来郷土史研究会

北陸中日新聞2016(平成28)年9月28日(水)能登版17面「蓮如上人御一代記聞書」48段ー意巧に聞く、というか、マルクス主義哲学者から仏教学者。を、文系・理系のように同じ土俵の対立概念ととらえていて、マルクスか仏教かと書いておられるのかと思い込み、…

三木清ーたつの・龍野、名塩、蓮如池ー

三木清氏 私にとって、最初の龍野は、三木清だった。学生時代、全集の宣伝に、西田門下のマルクス主義哲学者俊英、破防法によって獄中にあった人々が解放された、まず、三木を救えだった、最後に親鸞に行き着き未完の「親鸞」がある…等々。真宗の雰囲気がな…

西田幾多郞生誕地ー西田幾多郞・三木清・戸坂潤と真宗ー準備

27日(火)、富来町活性化センター(14:00~)で富来郷土史研究会が開かれる。それに発表する「西田幾多郞・三木清・戸坂潤と真宗」の資料用に幾多郞の生家を訪ねて、写真を撮ってきた。発表資料(22枚、写真は含まず)を、館長さんにお渡しして、お話しも…

記念文化講演会ー七尾鹿島珠洲会ー七尾・番伊、25日

北國新聞能登北版会長・幹事からの手紙この文がうまい。

木仏安置御免・貞享二年(1685)七月四日

20日、家の歴史を調べておいでる御当主が訪ねてこられて、御内仏の写真を見せていただいた。その一枚。木仏の向かって左に先のご本尊である六字名号が掛かっており、いわゆる蓮如上人(~証如)の草書名号である。その家は、旧若山荘中心地の中心の家である…

お彼岸

昨日はお彼岸の中日。お参り、お説教がある。お彼岸に拝読するお経は、どこでも阿弥陀経なのだろうが、当寺の場合、上げ御講のお参り(正信偈・同朋奉讃)があり、御消息宣如御書を拝読する。本来、野々江地区の御門徒が寄り集まり、お斎料理の準備をし、お…

能登立国1300年講演ー9月25日於「番伊」

北陸中日新聞・朝刊、能登版。新聞を見て、こういうことがあったのを知っていれば出かけたのにと思うことがしばしばある。このように、先に知らせていただくのは有り難い。私の紹介が、「珠洲市在住の真宗大谷派西勝寺住職で、能登の民俗や歴史、文化の研究…

五来重先生と真宗ー3ー『五来重著作集』全12巻の編者・月報執筆者、そのジャンル

著作集月報に関わった方々の専門を確かめる。宮本袈裟雄さんのようにお亡くなった方も含め、知り合いは11人。 各巻タイトル、編者・解説、月報執筆者 ※以下は、発行時の肩書き、専攻である。ちなみに編集担当の上別府茂氏は三昧聖の研究者。 第1巻、日本仏…

五来先生の真宗② 真宗関係著書

五来重(先生省略)の真宗関係著書は、1回目に取り上げた『歎異抄』の他に、次の著作がある。 時代順に※( )は通仏教 ○は『五来重著作集』所収○北陸門徒の関東移民(著作集第9巻)1950・昭和25年○伊勢三日市の「おんない」と真宗高田派の大念仏(著作集第1…

五来重先生-①

「歎異抄」目次仏教文学の窓・執筆者あまり知られていないようだが、五来重(ごらいしげる)先生の著に『歎異抄』がある。角川書店刊・五来重編『鑑賞日本古典文学 第20巻 仏教文学』所収のもので、仏教民俗学を樹立し、庶民仏教研究の第一人者だけに、極め…

板碑のある風景

志賀町何なのか見て欲しい、といわれて訪ねた。五輪陽刻板碑。梵字は掘ってないようである。向かって右高さ59.4㌢、横幅21㌢、厚さ10.5㌢左高さ49.7㌢、幅20㌢、厚さ9.5㌢この板碑のある広範な一帯は、修験遺跡が多いようで、まだ気づかれてない板碑などが出…

虎石墓

虎石墓と同様の御墓。住職家の墓である。志賀町。次の「虎石町」が真宗と虎石の原点(2007年10月16日ブログより)案内は木場明志氏(日本民俗学会年会見学会) 虎石町 最も史実に近いとされる聖人入滅の地。「押小路南、万里小路東」聖人が愛でた虎石により…

小川一乗先生、広陵兼純師の交わり

お二人は大学の同級生だそうだ。小川先生は広陵師の謙虚なるを褒め広陵師は、小川先生に書を書いていただいたことを、いたく感激しておいでた。知と知とはぶつかることが多いが、仏道が基本にある方々の知はお互いを褒め高め会い、知る人をやさしく感化する…

西慶寺ヤマモミジ、広岡

15日門前から富来、中島を回った。石川県指定まだ色づかない。神仏習合時代をとどめている寺社。社は春日神社ー親鸞聖人の日野家の先祖の氏神。広岡からの門前町並み・平野。秋らしく田が色づいている。

ヤセの断崖、笹波棚田、福良港、和光台

15日門前から富来、中島を回った。ヤセの断崖。能登沖地震で様変わりしたが、五来先生が海の修験を訪ねてこられた時、写真に収まられたのは、ここだった。ゼロの焦点(松本清張)の舞台にもなっている。笹波集落大笹波水田、棚田、ビュースポット福浦港、近…

秋安居(あんご)『顕浄土真実証文類』解釈ー小川一乗先生

写真は先生の許可をいただいて撮影9月13日(火)14:00~18:00、14日(水)9:30~11:30、12:30能登教務所で、秋安居が行われ、参加した。講師は小川一乗先生。講義をお聞きしたのは今年の6月4日(土)、第4組同朋大会で富来・本光寺さんへ先生がおいで…

能登教区第8組「門徒会研修会」-9月8日ー

8組(能登町矢波・波並・宇出津、旧柳田村、輪島市町野町、東山町、里町、名舟町、渋田町)門徒会の講師として参加。会場は国民宿舎やなぎだ荘。懇親会にも加わった。その場で、門徒会長さんが、数日前に恵信尼公記念館に行ってこられたという。「愚禿鈔」に…

弘法伝説を訪ねるー宝立公民館ー

4月以降の宝立(ほうりゅう)公民館だよりを、館長さんが持ってきて下さった。毎号「空海伝説研究会」が載っている。私は、協力者4月号260号261号5月262号6月263号7月264号8月265号9月10月の予定。解説がないと???だそうで、日程が調節できれば一緒に歩く…

『加賀藩研究を切り拓くー長山直治氏追悼論集』ー「まだら・三夜」、蛸島「早船狂言」、「福浦御船歌」と加賀藩船手足軽ー

10日(土)桂書房から分厚い大きな包みが届いた。全く見当がつかず、???で開いてみると、長山さんの追悼集。長山さんを偲ぶ会の折、追悼集を出すというので、随分お世話になったので、当然何らかの形で混じります。と加わった。長山さんの船手足軽に関す…

ロマンでこの人たちが語る珠洲焼!

2015年4月18日、トークイベントの記録。『すゞろものがたり』70号平成28年4月30日発行トークイベントー於しいのき迎賓館

七尾講演-9月25日ー

広報ななお「七尾ごころ」9月号。中の列上の案内[内容]発会40周年記念文化講演会演題「能登立国1300年」~能登の民俗・歴史・文化~ 七尾鹿島珠洲会の発会40周年を記念して文化講演会を開催します。申し込みは不要です。どなたでもご自由にご参加ください…

「宗祖聖人御旧跡巡拝」(文化五年-1808、豊四郎巡拝帳)其5―231カ寺中16~20カ寺

16、 鶴来御廟 加州鶴来高祖聖人御廟二之楼 月借? 辰壬五月四日 良源寺[角印] 鶴来別院(元、清沢寺か)別院前通り17、 照臺寺 (丸印)加州 野々市 宗祖聖人御𦾔跡 光聖山 照臺寺 辰閏 六月四日 [角印] 18、 本誓寺 加州松任祖師聖人御旧跡 坂本山本誓寺 當番 …

浄土真宗由緒寺院巡拝ー豊四郎ー231カ寺中11~15カ寺 文化5年(1808)6月~

○11、 専光寺 (丸印)加州 金沢 吉藤 御堂 辰閏六月朔日 役所[角印] ○12、 善照坊 [角印] 加州 金沢 吉藤 善照坊 二尊堂當局 閏六月朔日 東林寺(丸印) ○13、 善福寺 (丸印)加州 金沢 大桑 善福寺 辰 閏六月二日 当番 正伝寺(丸印) 本堂。元の地名は材木町(現…

「宗祖聖人御旧跡巡拝」(文化五年-1808、豊四郎巡拝帳)其4―231カ寺中6~10カ

6 押野 上宮寺 御旧跡 加州金沢 押野山 皇太子堂 [角印] 上宮寺 閏 六月朔日 當番 役僧[角印] 7 金沢照圓寺 法敬坊開基 加州金沢 御影堂(丸印) 照圓寺 閏 六月朔日 當番 覚林寺[角印] 8 加州 御坊(丸印)役所[角印] 辰閏 六月朔日 9 山田 光闡坊光教寺 加…

「宗祖聖人御旧跡巡拝」(文化五年-1808、豊四郎巡拝帳)其1―経緯

昭和50年代終わり頃『鹿島町史』の民俗編を担当した。お出で祭りには全コースついて歩き、講が盛んな地区で仏事も随分見学したり調査させてもらった。 担当は年中行事、人生の葬制、民間信仰などで、400字詰め原稿用紙180枚(72000字)程書いた。通史民俗編…

とも同行の順拝・たび②「宗祖聖人御旧跡巡拝」―豊四郎順拝1~5

『とも同行の真宗文化』の執筆に移る前、とも同行の順拝・たび「宗祖聖人御旧跡巡拝」」―豊四郎順拝の50番目までの順拝寺院を巡拝帳のコピーでアップしていた。 7月3日の「とも同行の順拝・たび①「宗祖聖人御旧跡巡拝」」―豊四郎順拝」に書いた事情によっ…