2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『能登の揚浜塩田』刊行ー新聞ー

今朝の北陸中日新聞・能登版。北陸中日新聞・能登版17面2016年(平成28年)8月27日(土曜日)記事(PDF)いくつかの事情があって、暑い日に庫裡での取材。書店では、七尾市・中能登町 きくざわ書店能都町 千間書店飯田町 いろは書店で販売している執筆者の中…

真継伸彦氏の思い出-今までのブログ記事

26年前、平凡社の編集者(故・内山直三)さんから、平凡社選書に一冊書かないかと話を頂いたことがあった。選書にするには「月刊平凡」に連載し、それをまとめるのだという。教員を辞め、住職になり、声明の勉強、『中島町史』民俗主任で調査もあり、とバタ…

半村良氏の疎開先、ご母堂の実家

ウキペディアー半村良2006年1月31日にこのブログに書いた半村良作『能登怪異譚』書評に関する記事である。 『能登怪異譚』 半村良。昭和62(1987)年。集英社刊。この写真は1993年刊の文庫本のもの。解説に「世にも不思議な九つの物語が能登方言で物語られて…

歴代墓のある真宗寺院、『御文』(2帖目9通)の背景

五輪歴代・全体PDF 門前町史・墓制町史調査時(平成15年頃)の歴代墓町史写真キャプションは「天正・寛永・万治(15世紀末~17世紀半ば)などの年号が見える広岡満覚寺歴代墓地」 帰依した二人の禅僧(『蓮如さん 門徒が語る蓮如伝承集成』) 1988年 企画・…

10組同朋会推進員協議会、『あなたにあえてよかった』(大浦静子氏著)

本日、10組同朋会推進員協議会(28年度第2回)が開かれた。暑い中30数名が参加なされた。扇風機と本堂を渡る風のみが涼で、午後1時半から3時半。絶えず汗を拭いながらの講義。案内文は「研修会案内」の通り。毎回一言、言葉を添えている。今回は、「如来の教…

証如版『御文』

この「御文」の一通目は、文明8年7月18日、「それ当流門徒中」の御文(第3帖13通目)。その後は、「末代無智…」から始まる第5帖、22通。表紙。背表紙は半分失われているが、金糸を用いた布で極めて美しい「御文」である。長年、御文をめくった手垢はついてい…

『能登の揚浜塩田』紹介

「北國新聞」2016(平成28年)8月17日(水)、能登・きた版『能登の揚浜塩田』刊行書店では、七尾・きくざわ書店珠洲飯田・いろは書店で購入出来る。

これまでの「舞台」

「正月箸」「珠洲焼の歴史を担い」「交流=ふれあい」「移り行く行事の日」「『昔=民話』の力」「伝統行事が育てるもの」「秋、『塩の道』を歩く」]「鈴から珠洲へ」「あえのこと」と「あいのこと」「一筋の線ー横川巴人と中村禎雄ー」「能登を知る会~秋の…

江戸初期の在家仏ー夕刊「舞台」ー初期木仏安置許可・安置御免

2011年(平成23年)1月21日(金曜日)に、夕刊の記事として書いた文に、より詳しく在家の木仏を紹介する。新聞(PDF)江戸初期の在家仏。真宗史関係の話でもあるので、肩書きを西勝寺住職でお願いした。昨年、珠洲の在家で見つかった元和2年(1616)、寛永8…

戸坂潤(1900・明治33年9月27日~1945・昭和20年8月9日)

今日・9日は戸坂潤の祥月命日である。戸坂潤には選集と全集がある。これは選集の第8巻「おけさほど唯物論はひろがらず」『戸坂潤全集別巻』先日聞いた戸坂潤と母という講義では、マルクス主義者・戸坂があって、それを育てた母ーいわば唯物論者・戸坂と固定…

『能登の揚浜塩田』刊行

2013年3月30日の世界遺産「能登の揚浜塩田」シンポジウムに合わせて作られた『能登の揚浜塩田』製本が、ようやく一般書として販売されるべく、出来上がってきた。執筆の中心であった長山直治さんが翌年(2014)7月9日に亡くなられ(長山さん著書、「長山直治…

能登教区蓮如上人500回忌ー1999(平成11)年6月ー記念冊子2000(平成12)年3月刊ー

1999年、今から17年前の6月5日(土)、6日(日)にかけて能登教区「蓮如上人五百回御遠忌法要」が営まれた。その後に発行された「遠慶宿縁」と題字にある冊子に目がとまった。この字は、御門主の字である。御門主の字と気づくには、大谷暢顯門首御染筆「究其涯底…

能登・門前ファミリィーインビュー・サンセット

前日7月30日(土)同窓会の後は、駅近くのホテルが取れず、旧国道沿いのホテルを取った。花火大会、バイク、大型トラックが通り、なれない者としては寝苦しい夜だった。しかも、といっては何だが、宿泊者名簿に「珠洲市飯田町14-71」と書いたら、フロントのお…