2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

飯田高校PTA便り

今日、飯田高校の先生がお持ち下さった。PDF版→6月13日、PTA講演

「句仏」上人ー俳号の出典は…

彰如上人の俳号「句仏」は、「句を以て仏を讃嘆する」から来ているという。和語の韻文を以て仏を讃嘆する和讃と同じである。親鸞聖人は当時のはやりである今様形式で和讃をお作りになった。俳句でというのが、入りやすい世界だ。一茶が「涼しやな 弥陀成仏の…

夏休みー石立、千石、碁石が峯、原山大池、機具岩ー

7月下旬は、城端、井波へ行くことに決めていたのだが、今年は何度も訪ねているので、28(月)、29日(火)気になっている地を歩いた。 加賀 石立・石の木塚※8月5日追加1991年平成3年、23年前の写真が出てきた。根上町史(平成4~5年頃)をやっていた頃、必ず…

真宗365日ー7月27日

[出来事]一二五八(正嘉二年)年 平氏女、大谷北地を覚信尼の夫小野宮禅念に譲る一三〇五(嘉元三年)年 顕智上人(高田派3世)親鸞聖人消息を書写。 内容 五月二十九日、善鸞に書状を送り、聖人より、夜、秘事をを伝受されたと偽り、異議をたてて、常陸・下…

数日前から、雀の姿が目立つようになった。朝、道路のほんのちょっとのエリアの掃き掃除をしていると、あちこちで雀が降り飛びしている。今年は、蛇も見ないし、不思議な年ですねぇそう言えば、雀の姿がほとんど見えない、不思議な年ですねぇと語り合ったの…

仏教とは

今日の某紙、「人生のページ」に,阿満利麿氏が、「仏教は、本来「人のために」生きることを教える宗教である。」と書いておられた。そうだろうか?その対立として、「自分が悟ってから人を導く」と言う概念を立て、「それは妄想でしかない。」としておられる…

『おもいで』

ある文を書き進めようとして、子供を失った親の気持ちに、想像を巡らすことがあった。20代の子を病で亡くし、久しぶりに子と川の字になって寝ながら、こんなに若くしてこの世を去る体しかあげることが出来なくてごめんね…と詫びる、母の思い・言葉が書かれた…

22日明け方~カスモミ

午前4時40分山車は、それぞれの町内に帰る。西大町ー西寺町・大町の山車奥が南町、手前が南町浜町の山車。いずれもこの奥に、山車の保存庫がある。このあと、「カスモミ」(どういう字を当てるのかが、かつて所属していた市文化財保護審議委員会などで話題に…

灯籠山、花火ー昔の灯籠山ー20日

通りは本堂裏通り(灯籠山通り)。道路を作る際の発掘の折、このあたりからかなりの珠洲焼が発掘された。花火は本堂から見た花火。飯田の山車は、キャーラゲ、祇園囃子がいい。多くの山車祭りの中でも出色の囃子だ。私が好きなのは、山車の休憩中のリズムを…

飯田灯籠山祭り・前夜

時々の豪雨のため、覆いを付けて町内巡行。いわば、お披露目、寄附をいただいた家へ挨拶回りの巡行。

『相撲甚句』能登名所

藤平朝雄氏が、持ってきて下さった。前の記事いい歌詞。唄ー南高志氏。存じ上げないが、いい声と節回し。それに、いい映像。中学校時代からお説教においでている佐々木伸麿師も寄って行かれた。いろんな方にあえる幸せ。

鹿磯~門前深見~輪島市図書館~曽々木~清水

鹿磯を過ぎ、深見方面を望む。知人の母の弔いに門前深見に行くついでに『写真アルバム 能登半島の昭和』を、お世話になった方々に届けてきた。これで、この本関係作業は終わり。朝は、天候不順だったが、午後はよい天気になった。

『写真アルバム 能登半島の昭和』

執筆者の方々の努力で、写真と解説が上手くかみ合い、昭和の貴重な証言書となった。それで、こういう本がありますよ、能登全体を網羅した本が出ましたよ。の紹介があっていだろうと思い、昨日、取材していただいた。北陸中日新聞・朝刊、石川版PDF北國新聞・…

夏休みー白山麓ー

ぶらりと出かける機会があれば、気分は夏休み。14日(月)歌占の滝(白山市白山町)周りが変わったのか、案内が少ないのか、どこにあるのか見つけにくかった。謡曲の舞台として、きわめて重要な場所だ。もう少し、知られてもいい。この話の紹介文として、辺…

カテゴリー変更・追加

大谷派では7月1日が年度初め。教区・組関係の3年越しの関わりを終え、地域歴史民俗関係の仕事も「写真集・能登半島の昭和」で終えたので7月1日から、延ばしのばしにしていた予定、真宗365日データー作りなどに入ろうと思った。そのための基礎データー作りを…

くそ暑いなぁ…。ほォーっといてくれ。

昨日の午後、外へ出たら、式台に猫がいた。そばへ寄って脅してもいけないから、遠くからシャッターを切った。部分拡大してみると、ちゃんと目を開けて、こっちを見ている。野良猫をストリートキャットというそうだ。周りには「半のら」がいるようでオッドア…

仏教書ー西村恵信氏ー

見本が届いた。八正道の「正語」。どなたがお書きになっているのだろう。パラーっとめくってみたが分からない。注文用葉書に、執筆者が書いてあった。西村恵信氏だ。この方の名は、よく覚えている。珠洲市仏教会で、当時を会所として講演会があったとき、講…

『博物館展示と地域社会』西海賢二氏

西海氏からいただいた。4月の話なのだが、その頃は写真集作業で、スキャナーに取り込んで、写真を添付して…といった余裕が全くなかった。それで、今になって紹介していないことに気づいた。あれほど多くの著作があれば、データーを博物館に展示するところへ…

相撲甚句ー藤平朝雄氏ー

pdf今日の朝刊(北陸中日新聞)に、藤平朝雄氏が作詞した「相撲甚句」が、載っていた。丁寧に書くと、相撲処能登の甚句をCDで発売し、藤平さんに文句を依頼。それが出来て発売された、という記事だった。さすがに藤平さんだ。能登一周光景が目に浮かぶ。その…

真宗365日ー7月9日

[出来事]○康元元年(1256)恵信尼公、越後にいて、覚信尼に下人の譲り状を送る(恵信尼消息)。親鸞聖人84歳○永禄5年(1562)伊勢国司北畠氏、高田門徒を安堵する(専修寺文書)。○安永3年(1774)乗如上人、飛騨に末寺間の不正義を諭す消息を下す。(上檀…

写真アルバム 能登半島の昭和

夜、担当の佐藤さんが刷り上がったばかりの本を持って来て下さった。監修者をお引き受けしたものの、簡単に思っていた写真キャプションがー時期、場所が分からないレベルからー一筋縄ではいかないことに気づき、能登旧19市町村ごとに、執筆者を捜し始め、4月…

真宗365日ー7月8日

[出来事]○延慶2年(1309)この日、顯智、専空に「浄土文類集」を与える(本願寺文書)。覚如40歳、顯智84歳○享徳3年(1454)蓮如、教行信証を書写して越前明珍に下付(大阪府願泉寺蔵奥)存如59歳、定顕39歳。○文正元年(1466)蓮如、「教行信証」延書を書…

わかりやすい親鸞聖人伝、難しい「聖人」解説

わかりやすい「聖人」 先日、執筆者の亀淵卓氏とたまたまお会いし、ご本をいただいた。わかりやすく簡潔に、聖人の御一生が紹介されている。『ご旧跡でたどる親鸞聖人のご生涯』文・亀淵卓、絵・石井澄江氏見開き左ページに石井澄江氏の絵があって、これがい…

真宗365日ー7月7日

※七夕について「一、七夕籠花、中元ノ台燈籠、比二品ハ無碍光院(一如上人)御代、御制略ニ依テ被止。古キ年中行事ナトニ、本願寺ノ七夕ノ花盆ノ灯籠ト記シタリ。被相止事コソ多ケレ、西本願寺ニハ今ニ有之」(『真宗故実伝来鈔』明和二年・1765、京都願楽寺…

祠堂経・永代経

私たちのところでは祠堂経だが、永代経というところもある。それで、どこかで見かけた永代祠堂経、あるいは祠堂永代経を使ってみたりしているのだが、真宗初期の百科事典とでもいうべき『考信録』(安永3年・1774、玄智著)には次のように記している。「今時…

祠堂経ー祠堂永代経ー4日~10日

幕も張り、今日から10日まで祠堂経。一週間の御布教は、谷中祐照氏。

友との別れー塩谷利宗君

お昼過ぎ、九州の塩谷利宗氏が亡くなられたと、名古屋の伊藤修氏から連絡をいただいた。一度、訪ねていくよ、と言っていたのがかなわぬままだった。私が、静岡から京都に行き、学生に一人も知り合いがおらず、私のようなケースで何人も院(大学院)を去って…