2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

平成20年度第1回推進員協議会講義・夏(げ)のお文

27日、年度が変わり、総会と第1回研修。1時から総会(写真)。2時から4時迄講義。26日の夜遅くなってからようやく「夏のお文」を中心に語ろうと決めた。城端の虫干法要とそこで毎日ある「夏のお文」拝読・お説教を考えているうちに、そうすることにした。私…

僧伽

これは、先日「典座(てんぞ)」(珠洲市三崎町伏見)で食事をした時、日が差し込まないように家族の人が毛布を充ててくださっていた様子。僧=僧伽は、最低4人が必要だと聞いた。このご家族も子供さんをのぞいて4人。もちろん思いやり・想像力の素晴らしさをお持…

瑞泉寺「太子絵伝」、善徳寺「虫干会」

25日、蓮如上人御命日。二つのお寺を訪ねた。3年前)は偶然、昨年は泊まりがけでお参りし、今年は、今年も訪れることが出来た…程度。とはいえ、あれ?白衣観音だ…、とひとり言を言ったためそこで説明なさっている門徒の方から、阿弥陀経の鳩摩羅什三蔵法師と…

水島 井波別院瑞泉寺、城端別院善徳寺、

泊まったところ近くの地図をながめていたら、水島という地名があった。伊藤曙覧さんの本でだったか、全く関係のない世間話に近いものだったか水島勝満寺の名を聞き及んでいたので、手を合わせてこようと向かった。水島?古文書地区調査委員をしていた頃、よ…

鵜川・穴水組坊守会~木曜散策・千代女の里~

タイトル組の初仕事。会所(えしょ)近くに故郷のある教員時代の先輩が定年後に帰ってきておいでるとのうわさを聞いていた。訪ねてみた。旧家だ。真四角の鉄瓶。磨りガラス。情緒がある。回りの風景もいい。坊守会は9名の参加。お一方以外は、初対面。夜は「…

町(ムラ)のお寺とまつりの後【珠洲市】

二晩~三晩活躍した山車の飾りは、本堂横の間にしばらく置かれ、その後仕舞われる。別の季節になるが、キリコのカタネボウは、本堂下=エンノシタで時を過ごす。とっくに役割を終えている駕籠との取り合わせが妙で、撮った。ムラ(集落)のお寺…が続いている…

「珠洲焼」体験についていく

15日の「珠洲焼」体験に書いた体験隊につんだって伏見窯(がま)へ行った。男性親子は珠洲焼「伏見窯」、奥さんは爪織つづれ工房「織陶苑」、若奥さんは古民家レストラン「典座(てんぞ)」をやっておられる。3人で「典座」の食事をいただく。自家製の食材、…

灯籠山祭りー山車ー珠洲市

私の部屋は、西寺町のはずれ、すぐそばが鍛冶町のところにある。それで、西大町、鍛冶町の山車がすぐ側までやってくる。これは、鍛冶町の山車。祭りは20日~22日明け方までなのだが、今年はTVの関係らしく19日から、動いていた。写真は19日の夜。

「石川県立白山ろく民俗資料館」(白峰民俗村)へ。そして「たこ焼き」

16日。民俗村 杉原家。思い起こしてみると、民俗村をぶらりと訪れた時、この杉原家でイベントが催されていた。勧められるままに、確か炒り粉をよばれた。その時、説明していた方が山口さんだった。そこからこの地域とのつき合いが始まった。この度、真宗講座…

雨宝童子ー白山市白峰

16日(水)白峰雨宝童子の御開帳へ向かった。白山水分(みくまり)の、護法童子だから水不足の時の雨乞に用いられた権現なのに、新聞記事を見ると、開ければ洪水になると書かれている。洪水で人を困らせる、仏神は存在する理由がない。銅で鋳られた童子で、…

いしかわいきいき講座「能登の魅力ー風土と文化」ー金沢市

17日。80人定員のところ、140人の希望があって。くじ引きで100人が選ばれたという講座。その開校式。話すのは石川県立生涯学習センター館長。昔は県立図書館内に母体の組織があった。今は、県広坂庁舎1号館に事務局があるらしい。開校式の後、「町の魅力とは…

「珠洲焼」体験

教え子から、今度友達を連れて祭りに帰るので、その時に、珠洲焼を焼いてみたいとの電話が入った。珠洲焼体験は、特に珠洲が力を入れているのだが、実際のところ、どこで、どの窯が、何人ほどを受け入れているのか知らない。観光交流課へいってみると、いい…

木曜ごとの金沢行ー組み合わせ

昨年の16日。ドライブ中に、着信があったことに気づき、路肩に車を停めてかけ直すものの、どこにも通じない携帯はこのようにして毀れるのか…と思った。後で分かったことなのだがその少し前に新潟県中越沖地震が起こり回線マヒが始まっていたのだった。あれか…

オ サ ム…

伊藤修氏・絵「なごやごぼう」7月号6月号では聖人のおそばに、5月号では尻尾も振っていたのに…。

暑い日の花々

暑い7月14日花はどうなっているか回ってみた。色んな色の紫陽花が咲いているのだが、いい色の写真とはならなかった。それで、ガクアジサイのみ。

猫もどてーの日

7月14日教え子から電話があり、珠洲焼制作体験をしたいという。何人かの作家が体験制作を引き受けている。それが誰々だったか、どこの窯だったかその資料をもらいに市役所に行く途中外付けの冷房機器の上に猫が「どてー」と寝ていた。関係の課は閉まっていた…

琵琶法師ー時国ー輪島市

両時国家、岩倉寺登り口近くの像をいつからか女性の像だと思い込んでいた。時折、見に行く輪島市繩又の白比丘尼(八百比丘尼)像と、平家琵琶語りの上原まりさんとが重なり、いつからか女性像にしてしまっていたようなのだが、琵琶法師は男性だ。実のところ…

チベットチベット、燈籠山祭り

来週の連休は飯田の燈籠山祭り。家の後ろの通りを挟んで、西大町の山車保存庫がある。今日は日曜ということで、町の若い衆が準備をしていた。ポスターも新聞に挟まっていた。昔は、防火用水に漬けてあった車を引きあげて境内に転がして来、藤蔓を山から切り…

肉食妻帯と承元の法難

祠堂経が終わり、お客さんのお説教を味わい返す間もなく、次の段取りに入っている。真宗関係の講義の予習がさしせまっている。今日は8組坊守会。明日は推進員養成講座第3回23日、穴水・鵜川組坊守会27日、推進員協議会。今日、坊守会の復習をしながら明日の…

いきいき講座、北陸三県民俗学会など

祠堂経の始まった4日17日に県立生涯学習センターで開かれる「いしかわいきいき講座」に関するFAXが届いた。講座は2名ずつ7回にわたっておこなわれるもので、私は1日目の2人め。定員80名のところ、受講申し込みが140名余、100名に受講していただくことにしま…

鳥の巣立ち

6日はいたるところで鳥の声が賑やかだった。ヒヨドリが巣立ちしたのだと思う。そして、夕方。ミミズクが盛んに鳴いていた。これも生まれたてのミミズクに、親が餌を与えているのだろう。過去、20日(祭り)の花火に驚いて、幼いミミズクが落ちてきたことが2度…

「中島「能登島」」の虫送りー七尾市

昨日のブログで「『中島町史』(現在七尾市)の時には、虫送りも重点的に調べて報告したので、別立てでほぼ20年の違いを記しておきたい。」と書いた。その紹介。北陸中日新聞・7月7日 以下は『中島町史』資料編上巻・平成7年3月刊。20年は大袈裟だった。調査年…

須恵器…そして追記ー珠洲市

6日の日曜日。当寺は「祠堂経」3日目であったが、各地では様々な催し物、行事が行われた。身近なところでは「埋文出っ張り」(珠洲市中央公民館)が行われていた。すぐ近くでは「三田明ショー」(ラポルト珠洲)。「秋山豊寛講演会」(能登空港)もあった。…

祠堂経のころ

4日から10日まで「祠堂経」。布教師さんは金沢から。 夾竹桃紫陽花(この花の名だけ、尋ねないで分かった)夾竹桃擬宝珠未央柳(びおうやなぎ)?塀の上からのぞいている木花回りの花…ウグイスがまだ鳴き、糸とんぼが羽をふるわせている。夜は、本堂横の部屋を使…

『風港』創刊5周年記念号

『風港』創刊5周年記念号をいただいた。225ページの力作で、通巻第52号となっている。表紙は西のぼる氏。発行所珠洲市大谷町、編輯室飯田町、経理部宝立町鵜飼。主宰・千田一路氏、飯田町の編輯室を中心にここまでの歩みを続けてこられたのだ。年譜を見ると…

「能登の義経と港」『風港』第1巻第2号

この号(平成16年5月1日発行、通巻第2号)に、「風港」と義経伝承を結びつけて、「港が文化の行き交う要所」だと書いた。偉そうだが誌名を祝うつもりで書いたのだったなぁ…(表紙・成之坊良輔氏、扉・西のぼる氏)、

ひとつの年度末

6月30日は、教務所(本山)関係の年度末。今年は、紫会が終わり、教務所関係者でかつて長年力を合わせたり、飲み会に行ったメンバーが定年、異動で、30日をもって去っていく。つらつら思うに、定年や遠方に移動した人と、その後顔を会わす機会は、滅多にない。…