2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

あれ…辻本さん

昨年の地震のあと、どうしておいでるか?気になる方が、何人かおいでる。そのひとりに、門前町史でお世話になった辻本さんがおいでた。穴水も随分被害を受け、辻本さんの旅館も解体された。どうしておいでる?と、町史関係者に聞いた時は、それぞれの足下の…

夕陽とケヤキ

一週間のお参り。心温まる、自然の中に生きているはずの自分を問うお話しをいただき聖人御命日の28日満日中で一区切り。金沢へ帰られるお客さん(布教師さんをこう言い習わしている)を見送りに出た時、ケヤキに夕陽が当たっていて綺麗だった。この写真、「♫…

「春勧化」間近の光景ーヒヨドリと猫ー

部屋横の畑にヒヨドリが時々やってきて菜っ葉をついばんでいる。昨日。少し運動をしようと雪除けにでたら、後ろから猫がやってきて、この場で休んだ。よー久しぶり…と声をかけるが猫には通じない。

そろそろ春勧化〈はるがんけ〉

冬から春へ…。節目には行事がある。奥能登先端部では春勧化、(門前にも一ヶ寺春勧化をやっているお寺があった、ある)飯田でも、そろそろ春勧化。このお参りが行われる一週間は、目に見えて日が長くなっていく。右後ろは、飯田城山の緑。1、2日でどんと降っ…

くじけちゃいけない海の子はー小桜姉妹・焼津市南小学校合唱団ー

CD、テープ…最近の機器になってからそれらでは聞けない歌がある。その1つがこの「くじけちゃいけない海の子は」。インターネットでタイトルから捜してみたが、どこにも出てこない。小桜姉妹も見つからない。焼津市南小学校合唱団は出てきた。この曲を聞いた…

盤持ち石ー輪島市

『能登国三十三観音のたび』(平成17年12月・北國新聞社刊。1260円)がネット書店のアマゾンでは品切れになっており、提供者の値が7468円になっている。同じような話について、岩田書院の岩田博さんが「新刊ニュースの裏だより」No485前後で分析しておられる…

写真展予定・渋谷利雄氏

2月9日渋谷氏がちょっと寄って行かれた。翌日のお話しを考えている時だった。千代女の「うつむいたところが台やすみれ草」をキーに「やぶるもののなくて障子の寒さかな」「とんぼ釣り今日はどこまで行ったやら」( この二句はどこまで事実なのか、つかんでい…

能登を歌った歌謡曲

人が歌っている歌を聞きながら、店にあるカラオケの本から、能登の名がつく歌を捜した。結構ある。能登絶唱 市川由紀乃能登の風唄 浅田あつこ能登の恋歌 大川栄策能登の火祭り 金田たつえ能登はいらんかいね 坂本冬美能登半島 石川さゆり能登半島男旅 若杉し…

「諸岡窯〈もろおかがま〉」ー珠洲焼ー

諸岡香演さんが住職になられたのが平成3年。この年の3月11日。香演さんの父上の葬儀が営まれた。私の父が導師をするはずだった。ところが父は風邪の熱が下がらず、七尾中学校時代の同級生である神野さんが経営する恵寿病人に検査入院していた。御仏供米をも…

小串の里の猫

小串祭りを見に行った折、大沢・静浦神社 ( 旧山王社 )の境内にほっこらとした猫がいた。離れて1枚。フラッシュに驚かなかったので、ちょっと近づいて写した。

中暦七日正月ー生贄(いけにえ)伝説の「小串(こぐし)祭り」ー輪島市

猿鬼への生贄伝説がある輪島市大沢集落☞長太ムジナの里-探索旧暦は月齢・太陰暦、新暦は太陽暦月遅れは中暦…と中暦の7日正月に向けて、各地で行事が目白押し。ぞんべら祭り(門前町鬼屋)。若子祭り(珠洲市清水町)小串祭り(輪島市大沢町)などなど。叩き堂(…

同世代の民俗の会

「記憶は、過去のものではない。それは、すでに過ぎ去ったもののことでなく、むしろ過ぎ去らなかったもののことだ。(中略)じぶんの記憶を耕すこと。その記憶の庭にそだってゆくものが、人生とよばれるものだと思う」長田弘『記憶のつくり方』(「おやまご…

宝達山遥拝地のはずが…大己貴像石(おおなむちかたいし)神社と気多随神門

今までの私の確認では、気多社の入らずの杜古墳、長福院・薬師院・地蔵院(いずれも廃寺)、地震石で知られる大己貴像石神社、その並びの延長上にある楊田神社は、いずれもが宝達山に正対しているはずだった。現場に立てば立つほど、その相がくっきりし、疑…